TCB東京中央美容外科は、私が以前勤務していた美容外科グループです。創業期から約10年間勤めて2025年の4月に独立開業に至りました。TCBは今でも良いクリニックだと思っていて、だからこそ10年間という長い期間在籍していたわけですが、TCBについて色々なことが言われていることももちろん知っています。TCBは私が元々いたクリニックですし、これからも成長してもらいたいし、私と同じように皆さんにも良いクリニックだと思ってもらいたくてこのコラムを書きましたので、是非最後ま読んでいただければと思います。
TCBの良いところ3選
①カウンセリングが丁寧で時間をかけてくれる
TCBでは専任の美容カウンセラーがじっくり時間をかけてカウンセリングしてくれます。患者様が抱えている悩みに対して、どのようなことをすれば良いか真剣に話を聞いてくれます。悩みをトータルで相談したい方には特にオススメです。
カウンセラーという職種の特性上、自分の提案で患者様が綺麗になって喜んでもらうことにやりがいを感じています。悩んでいる部位が多かったり、患者様の理想が高いと、その分カウンセラーからの提案も多くなったり、より高度な施術になることもあります。患者様がハイフ(HIFU)を受けることを希望していても、たるみの引き上げる効果を期待しているのであれば、糸リフトや切開リフトをご案内することになります。それを勧誘と捉えられる可能性もありますので、当院では医師が診察して患者様と施術の適応について話し合ってから、カウンセラーが料金などの説明を行う方針としています。
当院は、1つの施術に対して1つの料金しかありません。それを「ワンプライス制」と呼んでいるのですが、美容外科にありがちな松・竹・梅のメニューを作ってアップセルすることはありません。また、オールインクルーシブ価格で施術に必要な全てのものが込み込み価格になっているため、オプションで料金が高くなることもありませんのでご安心ください。
②料金が安いので、予算が低くても施術を受けることができる
TCBは料金が安いです。なぜ、安い料金のメニューを設けているかというと、料金が高いという理由で施術を受けられない患者様がいないようにしたいという願いが込められていたと記憶しています。
例えば、二重埋没法手術だとTCB二重術1点留めは16,330円(税込)です。これは、デザイン修正などを念頭においたメニューであり、さすがに一重まぶたを1点留めで二重にはできないことも多いですが、2点留めでも29,800円(税込)と破格の安さとなっています。学生さんなどで予算に余裕が無くても、お小遣いやバイトで貯めた3万円くらいで二重整形受けられるという点は非常に魅力的だと思います。もし、できるだけ安く二重整形をしたいのであれば、まずはTCBのカウンセリングを受けることをお勧めします。実際は29,800円で二重手術を受けられないのではないかと心配される方もいるでしょうが、TCB二重術を受けた患者様もたくさんいましたのでご安心ください。
TCBにはTCB二重術以外にも、TCB式1dayクイックアイという上位版のメニューもあります。ナチュラル、エタニティ、プレミアムエタニティ、プレミアムエタニティエクストラ(EX)というメニュー構成になっています。ナチュラルとエタニティは2点留め、プレミアムエタニティ、プレミアムエタニティEXは線留めとなっています。当院では、持続性やデザイン性の観点から線留めが最も良いと考えておりまして、TCBの線留めのメニューであるプレミアムエタテニティ、プレミアムエタニテイEXのみを採用しており、対応するメニューがそれぞれ「匠式切らない二重埋没法」、「匠式切らない二重埋没法ロング」です。
※TCBや当院のメニュー名、料金は2025年7月現在のものです。最新の情報は料金表をご確認下さい。

クマ取り手術(脱脂術)に関しては、TCBでは切らない目の下のクマ取り・目の下のたるみ(ふくらみ)取りスタンダードが83,600円(税込)という信じられないくらい安い料金となっています。到底当院では太刀打ちできない料金設定であり、できるだけ安い料金でクマ取り手術を受けたいという方はTCBをお勧めします。TCBではスタンダードの他に、スーパーナチュラル、パーフェクト、エクセレントというメニューがありますので、脱脂術に関しては4本立てメニュー構成となっています。当院では、パーフェクト、エクセレントのみを採用しており、それぞれ対応するメニューが「切らない目の下のクマ取り手術」、「切らない目の下のクマ取り手術(ロング)」です。
※当院の脱脂術はヒアルロン酸注射(1cc)が込みの料金設定となっています。
※TCBや当院のメニュー名、料金は2025年7月現在のものです。最新の情報は料金表をご確認下さい。

③「私たちに関わるすべての人を幸せに」という理念が素晴らしい
TCBにはスタッフも患者様も幸せになれるクリニックを創りたいという創業時からの想いがあります。本気でこれを実現したいと思ってTCBは運営されています。この理念が徹底されていており、事あるごとにこの原点に立ち返って経営判断がなされていました。例えば、ある物品の営業が私のところに来て、従来品より安い納入価格で仕入れられるという情報をキャッチして進言しました。ところが、その製品に切り替えたら従来品を納入している業者さんへの影響が大きくなるということで、導入が見送られたことがあります。TCBは当初、一緒に働いているスタッフや来てくれる患者様を幸せにすることを考えていました。規模が大きくなるにつれて、それはスタッフの家族、関わっている業者、地域社会などにも向けられていきました。パラアート、アファンの森、ベガルタ仙台、ソフトバンクホークスのスポンサー、看護学生に対する奨学金制度の設立など、社会貢献活動にも積極的になっていったのです。
組織が大きくなるに従って、抱えているスタッフやドクターの数が数千人規模になりました。どうしたら「私たちに関わるすべての人を幸せに」という理念を皆に共有できるだろうかと考えたときに、理念をクリニックに掲げたり、どうしたら理念を実現できるかという行動規範を覚えているかのテストが課されるようになりました。それは、患者様にとってより良い医療サービスを提供するための重要な取り組みだったと思います。
また、TCBに約10年在籍していましたが、待遇がとても良かったと思います。いくら良い理念を掲げていたとしても、サービス残業が多かったり給与とても安いというブラックな職場だったら、理念と現実にギャップがありますよね。TCBの採用ページ見ればわかりますが、ドクターもスタッフも、業界最高水準の待遇・給与を支給することが謳われています。具体的にどれくらいもらっているかは、TCBのホームページに書かれていますので、興味のある方はご覧ください。「私たちに関わるすべての人を幸せに」という理念には、事業で得た利益を従業員に還元して従業員の満足度も高めたいという想いもあったかと思います。なぜ、従業員想いで給与も高いTCBを私が退職することになったのかは、こちらのコラムで暴露していますので、是非ご覧ください。
患者様に良い医療、サービスを提供するためには、そこで働くスタッフが楽しくやりがいをもって仕事をしていることが重要です。私はTCBから独立して地元仙台の地に新しい美容外科クリニックを開業しました。もちろん、TCBで学んだ良い部分はクリニックの運営に生かしていきたいので、働いているスタッフを大切にして、患者様にご満足いただける医療を提供していくために頑張っていきたいと思います。
コラム著者

大手美容外科TCB東京中央美容外科で約10年間勤務。仙台駅前院院長、新宿三丁目院(TCB本院)院長・東京都エリア総括院長を歴任。TCBでは技術指導医部門のトップ・二重整形教育最高責任者として、指導的な役割を務めていた。YouTubeなどで美容整形に関する情報発信に積極的で、その内容がテレビ、雑誌、ネットニュースサイトなどに多数取り上げられた。豊富な症例実績を背景に10年間で培った技術を適正価格で提供する手術専門クリニックを2025年、地元仙台に開業した。
症例数:二重手術1万件以上、クマ取り手術5000件以上、糸リフト・切開リフト5000件以上、下肢静脈瘤3000件以上
資格:外科専門医、脈管専門医
学会発表・論文:経結膜的埋没法重瞼術の抜糸法の要点と成績
詳しい経歴・プロフィールなどはドクター紹介をご覧ください。