Smart lipスマートリップ（たらこ唇整形）

スマートリップ(たらこ唇整形)とは

スマートリップ(たらこ唇整形)は、口唇縮小ともいいます。

唇は皮膚に覆われており、外から見える部分と、粘膜に覆われ外から見えない部分で成り立っています。スマートリップ(たらこ唇整形)は厚みのある唇を小さく薄い形状に整え、顔全体のバランスを整える施術です。上下や中心と外側のバランスを整え、上品でバランスが取れた唇に仕上げられます。切除するデザインによっては、M字型にすることも可能です。

施術は、唇の外側の乾燥した部分(ドライリップ)と内側の湿った部分(ウェットリップ)の境界部分を切除し、縫い合わせて唇をボリュームダウンさせます。粘膜部分を施術するため、比較的傷の治りも早く、傷跡もほとんど目立ちません。

当院では、理想の唇を聞き、患者様の顔の輪郭や目鼻のパーツをもとに、バランスの良い形状を提案しています。

スマートリップ(たらこ唇整形)の効果

スマートリップ(たらこ唇整形)には以下のような効果が得られます。

• 唇をボリュームダウンできる
• 理想のデザインに仕上げられる
• 効果が半永久的に持続する

スマートリップ(たらこ唇整形)は、一度施術を受けると半永久的に効果が持続します。リタッチの必要がなく、安定した仕上がりを長期間維持できます。

スマートリップがおすすめの人

• 唇の厚ぼったさが気になる人
• 唇を薄くしたい人
• 上下の唇のバランスを整えたい人
• 品のある口もとにしたい人
• M字型やアヒル口になりたい人
• 半永久的にすっきりとした唇になりたい
• 傷跡が目立たない施術を希望する人

日本人にとって美しい唇のバランス

標準的な唇の厚さは『上口唇8㎜、下口唇10㎜』です。上唇1に対し、下唇1.5が美しく見える比率と言われています。

たらこ唇は、上下の唇を合わせて2.5㎝以上の人に多く見られます。また、高さだけでなく、横幅の比率も重要です。唇の横幅が狭いと、たらこ唇に見えてしまう場合もあります。

当院では、このようなバランスも微調整し、バランス良く仕上げることができます。

たらこ唇の特徴

たらこ唇は『縦○㎝、横○㎝』のように、厳密な定義はありません。

ただ、上下の唇の高さの合計が2.5cm以上の場合は、たらこ唇という印象を持たれやすいです。他にも、口そのもののサイズが大きかったり、赤みが強めで口元が目立つ場合も、たらこ唇に見えるケースがあります。

たらこ唇の原因

たらこ唇は人それぞれ原因が異なります。したがって、必然的に対策も異なるため、自分がなぜたらこ唇なのか認識しておくことが大切です。

たらこ唇は先天的なものだけではありません。生活習慣などによってなってしまう恐れもあります。以下では、たらこ唇になってしまう代表的な原因を紹介します。

遺伝

遺伝が最も多い原因です。両親や親せきなどにたらこ唇や口元が目立つ人がいると、たらこ唇になる確率が高まります。

遺伝の場合、生活習慣の改善などではたらこ唇を解消できません。確実に改善したいのであれば、スマートリップ(たらこ唇整形)を受ける必要があります。

口呼吸

口呼吸は鼻呼吸よりも多く空気を取り込めます。
そのため、口呼吸になりやすいです。しかし、口呼吸を長期間行うと、口を前側にすぼめる癖がついてしまいます。これが将来、たらこ唇になりやすくなる原因です。

また、口呼吸を続けると、口輪筋の衰えや歯並びの悪さなど、たらこ唇になる要因を誘発してしまいます。口呼吸が習慣になっている人は、これ以上悪化しないために、鼻呼吸での生活を意識しましょう。

他にも、口呼吸になりやすい人は、鼻炎が原因の場合もあります。鼻炎を治してから、鼻呼吸を意識してみるのも良いでしょう。

歯並び

歯並びが悪いと、たらこ唇を招いてしまいます。

例えば、出っ歯の場合、唇が前歯で押し出されている状態です。
これは唇の内側が露出し、たらこ唇のように見えてしまいます。出っ歯を改善すると、たらこ唇が改善できる可能性があります。

表情のゆるみ

口の周りには口輪筋(＝表情筋)という筋肉があります。この筋肉が緩むと、口全体がたるみ、口角が下がります。これが原因で、たらこ唇に見える場合があります。

口輪筋の衰え

口輪筋の衰えもたらこ唇の原因です。口輪筋とは唇の周りにあり、唇の開閉時に動く筋肉です。

加齢などにより口輪筋が衰えてくると、唇を閉じ続けるのが難しくなり、常に口が開いた状態になってしまいます。結果、口もとが目立ち、たらこ唇という印象を与えてしまうのです。

また、口輪筋が衰えると下唇を突き出すような口元になります。これも、唇が強調され、たらこ唇に見えてしまう原因です。

お手入れ不足

たらこ唇の人には、お手入れ不足が原因の人もいます。

唇はダメージに弱く、皮脂を分泌する皮脂腺や汗を出す汗腺がありません。それに加えて、角質層も薄いため、乾燥などのダメージを受けると、すぐに荒れてしまいます。そのため、保湿ケアが大切です。

保湿を怠ったり、過度な刺激を与え続けると、唇は乾燥したり、赤く腫れ、通常よりも厚く目立ってしまいます。これも結果、たらこ唇になってしまうのです。

思い込み

カウンセリングで来院される方の中には、たらこ唇に見えない方もいます。
これは自身の思い込みが原因です。ご自身の唇がたらこ唇か気になる方は、周りの人に相談してみるのも良いでしょう。周りに相談しにくいという方は、当院にご相談ください。

当院のスマートリップの施術について

施術方法

スマートリップ(たらこ唇整形)は、余分な皮膚を取り除き、縫合し、唇の厚さを調整する施術です。手術は、唇の外側(ドライリップ)と唇の内側(ウェットリップ)の境目を切開し、余分な粘膜を切除します。

当院では、術後の腫れや内出血の原因とならないよう、十分に止血してから縫合しておりますので、ご安心ください。傷跡は唇の内側にあるため、目立ちにくいです。

スマートリップ(たらこ唇整形)は、唇のバランスを整えることが目的の施術ですので、どちらか一方のみの施術も可能です。デザインは理想を伺い、バランスを調整しながら、進めております。

施術は、上下両方、もしくはどちらか一方の場合も可能です。デザインは自由です。

痛みが不安な方は

スマートリップ(たらこ唇整形)の際、施術前に局所麻酔を行います。しかし、唇は痛みに敏感な部位ですので、笑気麻酔や静脈麻酔も用意しております。痛みが不安な方はカウンセリング時にお伝えください。

スマートリップのリスク・副作用・ダウンタイム

腫れ・内出血

腫れや内出血は、術後、7〜10日ほどで徐々に治まります。体質により長引く場合もあります。腫れが目立つのを隠したい場合は、感染症予防のためにもマスクの着用をおすすめします。

痛み

痛みは術後数日程度続きますが、徐々に落ち着きます。
術後は痛み止めを処方しますのでご安心ください。
不安な場合は気軽にご相談ください。

傷跡

傷跡は唇の内側にあるため、目立ちにくいです。術後、1週間以降に抜糸を行います。抜糸の際、状態確認もあわせて行っております。また、術後が不安な方は、検診にも対応しておりますので、気軽にご相談ください。

唇の感覚

唇の感覚が3〜6ヵ月ほど鈍くなる可能性があります。通常は数ヵ月で回復するので、ご安心ください。

注意点

スマートリップ(たらこ唇整形)の注意点は以下の3つです。

• 切除しすぎると、上下の唇が閉じなくなってしまう
• 施術のやり直しができない

スマートリップ(たらこ唇整形)は一度行うと、元に戻せません。そのため、施術前のカウンセリングをきちんと行い、イメージを医師と共有しておくことが重要です。

術後の過ごし方

食事	当日から可 ※辛いもの、熱いもの、硬いものは避けてください
メイク	当日から可 ※患部を避けてください
洗顔・洗髪・シャワー	当日から可 ※洗顔は患部を避けるように行ってください
歯みがき	当日から可 ※患部に刺激を与えないように行ってください
入浴	当日から可 ※患部が濡れないようにしてください
飲酒・激しい運動	術後1週間後から可

食事は施術をして3時間後から可能です。ただし、辛いものや熱いもの、硬いものなどの刺激物は控えてください。ゼリー状のものがおすすめです。歯磨きは当日から可能ですが、傷口に当たらないようにしてください。

スマートリップの施術の流れ

よくある質問