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Thread lifting糸リフト・切開リフト

糸リフトとは

糸リフト(スレッドリフト)は、特殊な糸を皮下組織に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を持ち上げることでリフトアップする治療法です。糸を用いたリフトアップ治療の総称であり、切開を伴う従来のフェイスリフトとは異なり、「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。

糸の挿入により、ほうれい線やたるみの改善、フェイスラインの引き締めによる小顔効果などが期待できます。

糸リフトはこんな方におすすめ

  • 手軽にリフトアップ効果を試したい
  • ダウンタイムをできるだけ短くしたい
  • 切開手術に抵抗がある
  • 比較的軽度のたるみが気になる

糸リフトのメリット

手軽にリフトアップ効果を実感できる

糸リフトは、特殊な糸で気になる部分を引き上げることで、手軽にリフトアップ効果を得られる施術です。同時に、糸の刺激がコラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力、ツヤを改善することで、お肌全体の若返りが期待できます。

傷跡が目立たない

糸リフトの大きなメリットの一つは、傷跡がほとんど目立たないことです。切開を伴うフェイスリフトとは異なり、糸リフトはメスを使用しません(→穴を開けるときにメスは使用します、針孔から糸を挿入することを記載する)。髪の生え際やこめかみなど、目立ちにくい部分から極細の針を用いて糸を挿入するため、皮膚へのダメージを最小限に抑えることができます。

ダウンタイムが比較的短い

糸リフトは、切開を伴うフェイスリフトに比べてダウンタイムが短く、腫れや内出血は通常数日〜1週間程度で落ち着きます。そのため、お仕事や家事でお忙しい方でも、比較的負担なくお受けいただける施術です。

当院の糸リフトはアルテミスリフトを使用

アルテミスリフトとは

アルテミスリフトは、韓国人と日本人の医師が日本人の骨格やニーズに合わせて開発した、最新の「第4世代糸リフト」です。従来の糸リフトの良い点を組み合わせたハイブリッド型で、効果の持続性と安全性の両立を目指して開発されました。様々な素材と長さの糸があり、お一人おひとりの骨格や症状に合わせた施術が可能です。

アルテミスリフトの特徴

五角形のコグでダメージを最小限に

従来の糸リフトでは、糸の表面を切って三角形の突起(コグ)を作る「カッティング式」が一般的でした。しかし、アルテミスリフトでは、一つ一つ丁寧に型を取って作る「モルディング式」の五角形コグを採用しています。

五角形コグは、三角形コグに比べて組織との接触面積が広く、力が均等に分散されるため、挿入時の組織へのダメージを最小限に抑え、術後のチクチクとした違和感も軽減します。

特殊構造のコグとPLLAメッシュで、持続的なリフトアップ

アルテミスリフトについている突起(コグ)は一つ一つ独立した構造になっているため、糸が切れにくく、組織をしっかりと捉え、力強く引き上げる効果が期待できます。

この引き上げ効果をさらに高めているのが、アメリカのFDA(日本の厚生労働省に相当する機関)に認可されたPLLA(ポリ乳酸)という成分です。

PLLAはリフトアップ効果が高い素材として知られていますが、日本ではこれまでメッシュ状のPLLA糸は流通していませんでした。 アルテミスリフトはこのメッシュ構造のPLLA糸を採用し、更なる強力な引き上げを可能に。さらに、引き上げた位置で組織が3Dメッシュに絡みつき定着するため、リフトアップ状態が長期間維持される仕組みです。

糸の種類と適応部位

アルテミスリフトでは、2種類の素材と長さの異なる糸を組み合わせて使用します。当院では、以下の3種類の糸をご用意しております。PDO、PLLAともにコラーゲンなどの肌のボリュームを出す成分の生成を促します。→3Dメッシュロングのみ採用します

種類 素材 適応部位 効果
3Dメッシュロング PLLA(ポリ乳酸) フェイスライン 2年程度
3Dメッシュロング PDO(ポリジオキサノン) フェイスライン・ほうれい線・顎下・首 1年程度
3Dメッシュショート PDO(ポリジオキサノン) 頬、額、目の周り 1年程度

糸リフトのリスク・副作用・ダウンタイム

糸リフト後には、以下のような症状が見られることがありますが、症状の程度や回復までの期間には個人差があります。

痛み

施術直後から数日間、チクチクとした軽い痛みや、引っ張られるような違和感として感じられることが多いです。これは、糸が皮下組織を刺激することによって生じるもので、通常は数日〜1週間程度で自然に落ち着きます。もし痛みが気になる場合は、痛み止めのお薬を処方いたしますので、ご安心ください。

腫れ・むくみ

糸の挿入や麻酔液の影響で、施術部位に腫れとむくみが生じることがあります。腫れは施術後2〜3日程度がピークで、その後徐々に軽減し、通常1週間程度でほとんど気にならなくなります。むくみも同様に時間の経過とともに改善しますが、完全に引くまでに2〜3週間程度かかる場合もあります。

内出血

針を刺した箇所に内出血が起こることがありますが、これは針の刺激によって皮膚の下の血管が一時的に傷つくことで生じる現象です。内出血は、時間の経過とともに紫色、青色、黄色などに変色しながら、通常1〜2週間程度で自然に吸収されていきます。

その他のリスク

ごく稀に、施術部位の感染(細菌感染による炎症)、糸の露出(糸が皮膚表面に出てくる)、糸の引き上げによる左右差などが起こる可能性があります。
これらのリスクは非常に稀ですが、気になることがございましたら、遠慮なく当院までご相談ください。

糸リフトの施術の流れ

STEP.1カウンセリング

患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いし、お顔の状態を診察いたします。その上で、糸の種類・挿入部位・本数などを詳しくご説明いたします。

また、施術費用やダウンタイムについてもご説明いたしますので、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご質問ください。

STEP.2デザイン・麻酔

施術にあたって、糸を挿入する位置を正確に定めるため、施術部位にマーキングを行います。その後、施術部位に局所麻酔を行いますので、施術中の痛みはほとんど感じません。

STEP.3施術

マーキングに沿って、専用の針を用いて皮下に糸を挿入します。糸を挿入後、左右のバランスや引き上げ具合などを確認しながら、丁寧に糸の調整を行います。

これにより、より自然で美しいフェイスラインを形成することが可能です。施術時間は、挿入部位や本数によって異なりますが、通常は20分程度で終了いたします。

STEP.4アフターケア

糸リフトは、溶ける糸を使用するため抜糸の必要はありません。施術後にご心配なことや気になることがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

フェイスリフト(切開リフト)とは

フェイスリフト(切開リフト)は、お顔の皮膚が緩んで生じたたるみを改善する治療法です。余分なたるみのある皮膚を切開し、丁寧に切除することで、すっきりとした若々しい印象へと導きます。

具体的には、耳の周りや髪の生え際などを切開し、皮膚の下にあるSMAS(表在性筋膜)という組織を引き上げ、余分な皮膚を切除します。これにより、フェイスラインのたるみやほうれい線、首のしわなどを効果的に改善することが期待できます。

フェイスリフト(切開リフト)は
こんな方におすすめ

  • 確実なリフトアップ効果を求めている
  • 効果の持続期間を重視する
  • 重度のたるみが気になる
  • フェイスラインや首のたるみを根本的に改善したい

フェイスリフト(切開リフト)のメリット

効果の持続期間が長い

フェイスリフトは、皮膚だけでなく、その下のSMAS(表在性筋膜)という組織からしっかりと引き上げるため、糸リフトやヒアルロン酸注入などの他の施術方法に比べて、効果の持続期間が長いのが特徴です。一般的には5年から10年程度効果が持続すると考えられています。

お顔全体のたるみの根本的な改善が期待できる

加齢に伴い、フェイスラインのたるみ、ほうれい線、首のしわなど、お顔全体に様々な変化が現れます。フェイスリフトは、これらの変化の根本原因である皮膚、皮下組織、そしてSMAS(表在性筋膜)の緩みに同時に働きかけることで、お顔全体のたるみを効果的に改善し、若々しい印象を取り戻すことが期待できます。

フェイスリフト(切開リフト)の
リスク・副作用・ダウンタイム

フェイスリフトの施術後には、以下のような症状が見られることがありますが、症状の程度や回復までの期間には個人差があります。

痛み

術後数日間は、切開部位を中心にズキズキとした痛みや引っ張られるような痛みを感じることがあります。痛みの程度は個人差がありますが、処方する痛み止めでコントロール可能です。通常、1週間程度で日常生活に支障のない程度まで落ち着きます。

腫れ・むくみ

術後2〜3日をピークに腫れが現れ、その後徐々に引いていきます。1週間程度で落ち着くことが多いですが、完全に治るまでには2〜3週間程度かかる場合もあります。

内出血

切開部位やその周辺に内出血が見られることがあります。内出血は、皮膚の下の血管が傷つくことで起こり、紫色や青色などに変色します。通常は1〜2週間程度で自然に吸収されます。

傷跡・赤み

切開部分には傷跡が残りますが、耳の周囲や髪の生え際などを切開するため、目立ちにくいです。術後しばらくは赤みが目立ちますが、時間の経過とともに薄くなり、最終的には白い線状の傷跡となります。傷跡や赤みが完全に目立たなくなるまでには半年〜1年程度かかります。

その他のリスク

ごく稀に、施術部位の炎症、神経損傷(感覚の麻痺や異常)、血腫、血流不全による皮膚の壊死などのリスクが考えられます。これらのリスクは、経験豊富な医師による適切な施術と術後ケアで最小限に抑えることが可能です。
気になる症状が現れた場合は、当院まで速やかにご連絡ください。

フェイスリフト(切開リフト)の施術の流れ

STEP.1カウンセリング

患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いし、お顔の状態を診察いたします。その上で、切開範囲や施術方法など詳しくご説明いたします。

また、費用やダウンタイムについてもご説明いたしますので、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくご質問ください。

STEP.2術前検査・デザイン

安全に施術を行うため、必要に応じて事前に血液検査などの術前検査を実施いたします→行いません。その後、切開ラインを正確に定めるためのマーキングを行います。

STEP.3麻酔

フェイスリフトでは、局所麻酔に加え、静脈麻酔を併用いたします(静脈麻酔はオプションです)。静脈麻酔により、眠っているような状態となりますので、施術中の痛みを感じることはほとんどありません。患者様へのご負担を最小限に抑えるよう配慮しておりますので、ご安心ください。

STEP.4施術

施術ではまず耳の周囲や髪の生え際などを切開し、皮膚の下の組織を剥離します。その後、たるみの原因となっている余分な皮膚や脂肪組織を切除し、SMAS(表在性筋膜)という組織を引き上げます。最後に切開部分を丁寧に縫合し、患部を圧迫固定して終了です→圧迫固定はしません。

STEP.5アフターケア

術後は5日から10日を目安に抜糸を行います。抜糸後も、傷跡の状態に合わせたケア方法をご説明し、ご自宅で適切にケアしていただけるようサポートいたします。術後の経過で気になることやご不安なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

糸リフト・フェイスリフト(切開リフト)の
術後の過ごし方

糸リフト・フェイスリフトの施術後は、洗顔やメイクの際も優しく触れるようにし、マッサージなどは控えてください。また、口を大きく開けたり、硬いものを噛んだりする動作も、施術後しばらくは避けた方が良いでしょう。睡眠時は、患部に負担がかからないよう、仰向けで寝ることをおすすめします。
その他術後の過ごし方のポイントをお伝えします。

患部を冷やす

糸リフト・フェイスリフト後の患部を冷やすことは、腫れや内出血を抑えるために効果的です。特に施術後2〜3日は、保冷剤や氷嚢などをタオルで包み、患部に優しく当てて冷やすと良いでしょう。→冷やすことは特に推奨はしておりません
冷やしすぎると凍傷の恐れがあるため、直接肌に当てないように注意し、1回15〜20分程度を目安に、数回に分けて行うのがおすすめです。

激しい運動や飲酒・喫煙を控える

激しい運動や飲酒は血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。また、喫煙は血行を悪くし、傷の治りを遅らせる原因となります。特に施術後1週間程度は控え、その後も2〜3週間程度はできる限り控えるようにしてください。

フェイスリフトは圧迫固定をしっかり行う

フェイスリフト後の圧迫固定は、術後の腫れや内出血を抑え、良好な回復を促すために非常に重要です。→圧迫固定は行いません
施術後、患部は包帯や専用のバンドでしっかりと圧迫固定されます→バンドはしません。これにより、剥離した組織の間に血液や体液が溜まるのを防ぎ、腫れや内出血を最小限に抑えることができます。
圧迫固定の期間は、医師の指示に従い、適切な期間、正しく装着するようにしてください。

当院の糸リフト・フェイスリフト(切開リフト)が選ばれる理由

Point01

丁寧なカウンセリングで最適な治療プランを提案

当院では、患者様に安心して糸リフト・フェイスリフトを受けていただくために、オーダーメイドの治療を徹底しております。

カウンセリングでは、患者様の骨格、お顔全体のバランス、皮膚の状態などを詳細に分析。その上で、患者様がどのような仕上がりを理想とされているのかをしっかりと共有します。

糸リフトであれば挿入する糸の種類や本数、フェイスリフトであれば切開範囲や方法など、患者様一人ひとりに合わせたデザインで、最適な治療プランをご提案いたします。

Point02

経験豊富な症例に基づいた高度な技術力

当院では、経験豊富な症例に基づき、高度な技術力で糸リフトとフェイスリフトの施術を行っております。術前カウンセリングから施術、術後のアフターケアまで、一貫して丁寧に対応いたしますのでご安心ください。安全管理を徹底し、患者様にご満足いただける仕上がりを目指します。

Point03

術後も安心のサポート体制

糸リフト・フェイスリフトを受けた後の経過ケアは、美しい状態を維持するために非常に重要です。特にフェイスリフトは施術時間も長く、ダウンタイムも比較的長いため、術後も安心して過ごしていただくためには丁寧なアフターフォローが欠かせません。

当院では、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、充実したアフターケア体制を整えております。術後の経過観察はもちろん、腫れや痛みなど気になることがございましたら、いつでもご相談ください。 万が一のトラブルにも迅速に対応し、責任を持って最後までサポートいたします。

よくある質問

糸リフトとフェイスリフトの違いは何ですか?

糸リフトは糸を皮下に挿入して引き上げる施術で、切開を伴わないためダウンタイムが短いのが特徴です。一方、フェイスリフトは皮膚を切開し、余分な皮膚や組織を切除することでたるみを根本的に改善する手術です。効果の持続期間はフェイスリフトの方が長い傾向にあります。

アルテミスリフトは1回で効果がありますか?

アルテミスリフトは、1回の施術でリフトアップ効果をご実感いただけることが期待できます。

アルテミスリフトの効果はどの程度続きますか?

アルテミスリフトの効果持続期間は、一般的に1年〜2年程度と言われています。ただし、効果の感じ方や持続期間には個人差があり、使用する糸の種類(PDOかPLLAか)、施術部位、年齢、肌質、生活習慣などによっても異なります。

フェイスリフトをやりたいのですが、傷跡は残りますか?

フェイスリフトは切開を伴うため、完全に傷跡をなくすことは難しいですが、切開箇所は通常耳の周囲や髪の生え際など目立ちにくい部分を選びますので、髪で隠せる場合がほとんどです。また、傷跡は施術直後は赤みが目立ちますが、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。

施術時間はどれくらいですか?

施術時間は、挿入する糸の本数や、フェイスリフトの場合は切開する範囲によって異なります。一般的な目安は糸リフトは約20分〜40分程度、フェイスリフトは約2〜4時間程度です。フェイスリフトは糸リフトに比べて、より広範囲に及ぶ施術となるため、施術時間が長くなる傾向です。

術後の痛みはどのくらいですか?

糸リフトの場合、施術直後から数日間は、チクチクとした軽い痛みや引きつり感を感じることがありますが、通常は数日〜1週間程度で落ち着きます。フェイスリフトの場合は、切開を伴うため、糸リフトよりも痛みを感じやすい傾向にありますが、それでも強い痛みは数日間で、その後は徐々に和らいでいきます。

どちらの施術でも、痛みが気になる場合は痛み止めのお薬でコントロールできますのでご安心ください。