小鼻縮小(鼻翼縮小)とは

小鼻は鼻翼とも呼ばれ、鼻の側面の部分を指します。

小鼻縮小は横に広がっている鼻翼(小鼻)を小さくする施術で、鼻翼縮小とも呼ばれています。鼻翼の余分な皮膚や軟骨を取り除き、鼻の形を整え、顔全体のバランスを改善する施術です。傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。鼻の横幅が広い、鼻翼が厚い、鼻の穴が大きいなどの悩みを持つ方に最適な施術です。
当院では、笑った時に小鼻が自然に広がらない、鼻翼を狭めすぎて鼻孔の形が不自然になるという事態にならないよう、バランスを確認しながら丁寧に縫い縮めています。
小鼻縮小がおすすめの方
- 小さくてかわいい小鼻になりたい
- 鼻の穴が大きくて、小さくしたい
- 鼻の穴を小さくする施術をしたい
- 鼻の横幅を小さくしたい
- 鼻翼が外に張り出している
- 確実な効果が期待できる施術を受けたい
- ダウンタイムが少ない施術が良い
- 傷が目立たない施術が良い
- 笑った時に小鼻が広がるのを直したい
小鼻縮小(鼻翼縮小)の施術方法
小鼻縮小は以下3種類の術式で対応しています。
外側法

外側法は、小鼻の外側(鼻翼外側)から小鼻の付け根(鼻翼内側)まで皮膚や皮下組織を切除し、小鼻の広がりと丸みを軽減させる施術方法です。余分な皮膚を切除し、小鼻の付け根より外側に大きく張り出した鼻翼のふくらみを調整していきます。鼻翼基部から0.5〜1㎜ほど離れた位置で切開するため、縫合時に段差ができにくく、傷跡が目立ちにくいです。ただし、切除しすぎてしまうと、不自然な形になってしまいます。
外側法は、縫合後も自然な丸みを残しやすい方法です。小鼻が外に大きく張り出している方に適しています。
内側法

内側法は、鼻の穴の入口部分から鼻の穴の中を切開し、縫い縮め、鼻の広がりや鼻の穴を小さくする施術方法です。外部から見えにくい部分を切開するため、外側法と比べて傷が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。ただ、内側法のみでは元に戻りやすいため、外側法と併用するケースが多いです。当院では小鼻の状態に最適な施術を行うため、外側法との併用による施術も可能です。希望される方はその旨をお伝えください。
小鼻が外に張り出してはいないけれど、鼻の穴が大きい方や小鼻を縮小する幅が少ない方に適しています。
内側法+外側法

小鼻縮小では、上記で紹介した内側法と外側法を併用するケースがあります。両方の利点を生かした小鼻縮小のデザインが幅広いのが特徴です。
また、小鼻の幅を狭め、張り出しを同時に改善できるのがメリットです。
横幅も鼻の穴も大きく、張り出しも強い場合に適しています。
小鼻縮小埋没法(切らない小鼻縮小術)

どうしても切開を伴う手術に抵抗のある方におすすめなのが埋没法です。
小鼻のわきから医療用の極細糸を埋没させ、両小鼻を縫い縮めることで小鼻を小さくし、丸みを減らします。切開を行なわないため施術時間は15分前後と短く、リスク・副作用も軽い腫れが起きる可能性がありますが1週間程度で治ることが殆どです。
鼻孔緑挙上術とは

鼻孔縁拳上とは、垂れ下がった鼻の穴の内側(鼻孔縁)を除去し、鼻の穴のカーブを上に持ち上げる施術です。
鼻の穴の内側が垂れ下がっていると、横から見たときに鼻翼が厚く、重そうに見えます。鼻孔縁拳上術で余分な鼻孔縁を除去することで、重く見えていた小鼻を軽い印象へと導くことが可能です。鼻の穴が広がっている、鼻先が下を向いている場合に適しています。
ただ、余分な皮膚を切除するため、一度施術すると元に戻すのが難しいリスクがあります。
鼻孔縁拳上術がおすすめの方
- 鼻翼に厚み、丸みがある
- 鼻孔縁が垂れて、下がっている
- 小鼻が大きい
- 鼻翼が鼻柱より下がっている
鼻孔縁拳上術の施術方法

鼻孔縁拳上術は、鼻の穴(医学用語で鼻孔)の外側の縁を切除して縫合し、鼻翼下部の位置を持ち上げる施術です。
よりシャープな印象の鼻に仕上がる効果が見込めます。
また、厚い小鼻の縁を薄くすることも可能です。鼻の穴の周りが厚い、下を向いている場合に適しています。
上記で紹介した小鼻縮小(鼻翼縮小)との併用も可能です。小鼻の厚みを確実に減らし、形のきれいな小鼻を作りたい場合におすすめです。
リスク・副作用について
小鼻縮小のリスク・副作用・ダウンタイム
小鼻縮小はリスク・副作用は個人差がありますが術後の患部の熱感や浮腫み、痒みなどが出ることが挙げられます。また傷跡が気になるという方も稀にいらっしゃいます。
痛みは軽度で、感じない方がほとんどです。
腫れもほとんどありませんが、ある場合は術後1週間ほどで治まることが殆どです。
稀に、内出血が出るケースがありますが、メイクで隠せる程度です。
1〜2週間で徐々に消えていきます。
切開した場合の傷跡の赤みは3~6か月程度で白くなり、ほぼ目立たなくなります。
鼻孔縁拳上術のリスク・副作用・ダウンタイム
鼻孔縁拳上術のリスク・副作用としては、鼻孔縁拳上術では術後、赤みや感染、化膿、痛み、張り、むくみ、アレルギーなどを起こす恐れがあります。
鼻孔縁挙上のダウンタイムは通常、1週間から10日程度です。
手術後は鼻に軽い圧迫や腫れが見られることがありますが、冷やすことで緩和できます。
術後の痛みは軽度であり、通常は処方された痛み止めで管理可能です。
施術の流れ

STEP.1予約・来院
ご予約はクリニックまで直接お電話していただくか、当サイトの予約フォームから受け付けております。カウンセリングの日程が決まりましたら、その日時にご来院ください。

STEP.2カウンセリング
施術前にカウンセリングを行います。カウンセリングでは今の悩みや気になる点、改善したい点、デザインなどを伺います。
希望の仕上がりをお聞きし、現在のお鼻の状態を診察して、患者様に最適な施術法を提案いたします。
この際、副作用やリスク、ダウンタイムなど施術について詳しく説明しておりますので、分からないことや不安なことなどがあれば、気軽にご相談ください。

STEP.3麻酔
施術前に局所麻酔を行います。当院では、痛みが不安な方に静脈麻酔をオプションで用意しております。笑気麻酔や局所麻酔のみでは痛みが不安な方は気軽にお申し付けください。
小鼻縮小埋没法に関しては笑気麻酔のみで大丈夫なケースが殆どです。

STEP.4施術
麻酔が十分に効いていることを確認したのち、カウンセリングで決定した施術プランに沿って、施術を行います。施術時間は30~40分ほどです。(小鼻縮小埋没法に関しては15分前後)

STEP.5施術後・アフターケア
施術終了後はそのまま帰宅していただけます。
術後5〜7日後に来院していただき、抜糸を行います。(小鼻縮小埋没法に関しては抜糸は不要です)
シャワーは施術当日から可能ですが、施術部位にかからないよう気を付けてください。メイクは施術部位を避ければ当日から可能です。
よくある質問
- 手術中の痛みが不安です。痛みはどれくらいですか?
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手術では局所麻酔をして、効いたことを確認してから手術を始めています。手術中の痛みは、局所麻酔の注射時にチクッとする程度です。手術中はほとんど痛みを感じない方が多いです。痛みが不安な方には笑気麻酔や静脈麻酔を用意しています。当院では、痛み対策を行っておりますので、不安な方はお気軽にお申し付けください。
- 施術をして、呼吸しにくくなりますか?
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呼吸しづらくなるほど、鼻の穴が小さくなることはありませんので、ご安心ください。ただ、術後のダウンタイム時に呼吸しにくくなる恐れがあります。
- 腫れや赤みはどれくらいでひきますか?
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小鼻縮小も鼻孔縁拳上術も術後、1週間ほどで徐々に引いていきます。腫れや赤みが引かず、不安な場合は気軽にご相談ください。
- 相談した当日に手術は受けられますか?
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当日手術も可能です。ただし、手術の空き状況によりますので、できない場合もあります。当日に手術を希望される場合は、事前にお電話でご確認ください。
- 抜糸までの期間に気を付けることはありますか?
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抜糸までの期間は、鼻を強く噛んだり、擦ったり、ティッシュを鼻の中に突っ込んだりなど、鼻の穴周辺に負担のかかることは避けてください。
- 施術後、包帯を巻きますか?
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術後、包帯を巻くことはありません。ただし、患部は手術をしたことが分かる状態なので、マスクを着用する方もいます。