モニター募集 WEB予約
クーポン
配布中
LINE予約・相談
タイトル背景イメージ

Buried suture method二重埋没法

二重埋没法とは

二重埋没法は、非常に細い針を使用してまぶたの粘膜と皮膚を糸で固定し、二重ラインを作る手術です。

二重埋没法は皮膚を大きく切開せず糸でまぶたを縫うことから、ダウンタイムが非常に少ないのが大きなメリットです。一方で、切開法と比較して二重ラインが取れやすい場合がある点がデメリットとしてあげられます。

しかし、糸を取り除くことで術前の状態に戻せることや、施術時間が短いこと、比較的安価であることから、初めて二重手術を受ける方にも適した施術です。

二重埋没法がおすすめの方

日常的にアイプチやアイテープを使用している方

アイプチやアイテープでまぶたが荒れてしまった経験はありませんか?二重埋没法を受けることで二重ラインを固定できるため、アイプチやアイテープが不要になり、まぶたへのダメージを防げます。

さらに、朝のメイク時間を短縮できる点も大きなメリットです。忙しい日常生活の中でも手軽に理想の二重をキープでき、まぶたへのストレスが軽減されます。また、埋没法で形成される二重は自然な仕上がりが特徴で、今より美しい目元を手に入れることが可能です。

二重の幅を広げたい、デザインを変えたい方

二重埋没法は「今より二重幅を広げたい」「末広型から平行型へ変更したい」とお考えの方にも適しています。希望する二重ラインに合わせ、まぶたの形状を自由にカスタマイズできます。

たとえば、幅広の二重で華やかな雰囲気を目指したり、若い方に人気の平行型二重をデザインしたりと、さまざまなスタイルに対応可能です。

二重手術を初めて受ける方

二重手術を初めて受ける方にとって、埋没法は最適な選択肢です。切開を伴わないため、施術への心理的負担が少なく、美容整形に対して不安を感じている方でも比較的気軽に受けられます。

また、二重埋没法は修正が容易であることも大きな利点です。糸を取り除くことで手術前の状態に戻せるほか、再手術でデザインを変更することも可能です。

当院では二重手術が初めての方にいきなり二重切開法をすすめることはせず、まずは二重埋没法をご提案しています。通常は、埋没法を何度しても取れてしまう場合に、切開法をご案内する流れとなります。ただし、本人が強く切開法を希望されたり、まぶたが厚い、たるみがあるなど医学的な適応を見て初回から切開法を提案する場合もあります。

ダウンタイムを短くしたい方

二重埋没法は大きな切開を伴わないため、ダウンタイムが短く、忙しい日々を送る方や大切なイベントを控えている方でも手軽に受けていただける施術です。

たとえば、忙しくて休暇を取るのが難しい方や、結婚式や成人式といった特別なイベントを控えている方でも、短時間で理想の二重を手に入れられます。短い時間で二重が形成できる埋没法は、忙しい現代人にとって理想的な施術です。

当院の二重埋没法が選ばれる理由

従来の二重埋没法の課題を克服し、より自然で長持ちする二重を実現するために、当院では独自の技術と豊富な経験を活かした施術を提供しています。

参考コラム:二重整形、クリニック・医師の選び方

二重ラインが取れにくく、長持ちする術式

当院の二重埋没法は、独自の改良により長持ちしやすくなっています。

二重埋没法は一般的に切開法よりも二重ラインが取れやすい場合があります。しかし、同じ埋没法でも、術式によって持続力は大きく変わります。

当院独自の術式「匠式切らない二重埋没法」のポイントを紹介します。

Point01

針穴を切らない

通常、二重埋没法は皮膚を1ミリ〜2ミリ程度切開するのが一般的です。皮膚を切開すると糸を通したり、結び目を埋没させることが容易になりますが、針穴を切ることで皮膚側の固定力が弱くなり、二重ラインが取れやすくなってしまいます。

皮膚を一切切開しない当院の埋没法は、固定力が高いだけでなく、不要な出血や腫れ・内出血のリスクも低減可能です。

Point02

丈夫な組織に固定する

二重埋没法は、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋)または、硬い組織(瞼板)に糸をかけて二重を作る二重手術です。この固定する組織の違いによって、挙筋法(きょきんほう)と瞼板法(けんばんほう)という術式に大きく分けられます。

挙筋法は手術が簡単ですが、糸が取れやすい、腫れや内出血が起こりやすい、筋肉を傷つける可能性があるなどのデメリットがあります。

一方、瞼板法は丈夫な瞼板に糸をかけるため、二重が長持ちしやすく、眼瞼下垂(目の開きが悪くなること)のリスクも低い術式です。また、腫れや内出血も比較的少ないため、ダウンタイムが短いというメリットもあります。しかし、糸を結ぶ過程で瞼板に歪みが生じるリスクが指摘されています。

埋没法の模式図

当院では、リスクを軽減しつつ固定力を維持する目的で挙筋・瞼板移行部に糸をかける方法を採用しています。

Point03

安定性の高い線留めを採用

埋没法には、2点留めや3点留め、それ以上に多くの埋没点のある点留め、一本の糸で縫う線留め、傷がほとんど目立たない裏留めなど、同じ埋没法でもたくさんの種類があります。

点留めは簡略的な術式のため、採用するクリニックが多いですが、1点あたりの糸で囲う組織量が少なく、線留めに比べると持続性が短くなります。その観点から、点数を増やすことで持続性の長さを謳うクリニックもありますが、点数を増やせばその分、腫れや内出血などの可能性が上がりますし、ラインのがたつき、感染、糸の露出などの糸トラブルのリスクも上昇します。
また点留めを増やしていくと、1点あたりで留める横幅、糸が囲う組織量が少なくなり、結果的に埋没が取れやすくなります。

点留めと比較して線留めは持続性やデザイン性に優れ、まぶたが厚い方やたるみがある方、幅広いデザインやMIX型といったデザインにも対応できます。

当院では二重埋没法の全メニューにおいて、線留めを採用することで安定性の高い二重まぶたを作成可能です。

丁寧なカウンセリングで理想の二重を実現

当院では、術前のカウンセリングを通じ、患者様と仕上がりイメージを共有することを大切にしています。丁寧なカウンセリングは患者様の手術に対する不安を取り除き、より理想の仕上がりに近づけることが可能です。

カウンセリングでは患者様の希望のデザインやお悩みを詳しくお聞きし、それを踏まえて正確なシミュレーションを行い、患者様と一緒に理想の二重まぶたをデザインします。

イメージをしっかり共有することで、仕上がりの満足度が高まり、思ったような仕上がりにならなかったという失敗も防げます。

経験豊富な医師による、安全で美しい二重まぶたの実現

当院では、豊富な症例数と長年の経験を誇る医師が施術を担当しています。

患者様一人ひとりの目元やまぶたの状態を正確に診断し、それぞれに最適な施術プランを提案。針の刺入位置や糸の留め方といった繊細な作業を正確に行うことで、まぶたへの負担を最小限に抑えた安全な施術を提供します。

二重埋没法は、コンマ数ミリ単位の精密な技術が求められる施術です。当院では、施術前のシミュレーションで決定したデザインを忠実に再現し、理想の二重ラインを実現します。

また、当院独自の術式では、二重ラインを長持ちさせるため、針穴を正確に通す高度な技術を採用しています。この技術は豊富な症例経験に裏打ちされた繊細さによって可能となっており、ほとんどの美容外科医が行うことはできません。

経験豊富な医師による施術だからこそ、安全性、仕上がりの美しさ、そして持続性のすべてを高い水準で提供可能です。安心してお任せください。

自然癒着法も施術可能

当院では、近年人気が高まっている「自然癒着法」による二重手術も提供しています。自然癒着法は美容大国・韓国で生まれた術式で、まぶたの筋肉と皮膚の自然な癒着を促すことで二重ラインが長続きする二重手術です。

自然癒着法は埋没法と同様に切開が少ないため、術後のダウンタイムが短いメリットと、切開法のように長持ちするメリットを両立しています。個人差はありますが、半永久的な効果が期待できるケースもあります。

当院の二重埋没法のメニュー

当院の埋没法は患者様のさまざまなニーズにお応えします。

匠式切らない二重埋没法

皮膚を切開せず、針穴のみで施術を行うため、皮膚側がしっかりと固定され、持続性が高くなった埋没法です。留める組織や糸の留め方にも独自の工夫を加え、二重ラインが取れにくい仕上がりを実現しています。

向いている方:自然な末広型二重を希望される方

匠式切らない二重埋没法の縫い方

匠式切らない二重埋没法の手術動画(閲覧注意)

匠式切らない二重埋没法ロング

目頭から目尻までを6箇所連続的に留めることで、美しいラインをつくる埋没法です。匠式切らない二重埋没法と同様に針穴のみで施術を行うため、腫れが目立ちにくく、二重ラインが長持ちします。

脂肪やたるみがあるまぶたの方でも、目尻の際までしっかりと固定できるため、ラインが途切れることなく美しい仕上がりが可能です。また、目頭からきれいにラインが作れるため、MIX型や平行型のデザインを希望されている方にも適しています。

まぶたの状態を診察して通常の匠式では取れる可能性がある方や、美しいラインを作るために長い距離を留める必要があると判断した場合、こちらのメニューを提案させていただきます。

向いている方:MIX型や平行型二重を希望される方、まぶたに厚みやたるみがある方

匠式切らない二重埋没法ロングの縫い方

匠式切らない二重埋没法ロングの手術動画(閲覧注意)

自然癒着法

当院では、匠式切らない二重埋没法に加え、近年注目を集めている自然癒着法による二重手術もご提供可能です。

自然癒着法は匠式とは異なり、まぶたを数ミリ切開します。切開部分が治癒する過程で組織が自然に癒着することで、二重ラインが形成されます。

半永久的な効果が期待できる場合もあり、自然で美しい仕上がりを追求される方に最適です。

向いている方:自然な末広型二重を希望される方

自然癒着法の縫い方

自然癒着法ロング

通常の自然癒着法よりも広範囲を留めることで、美しいラインが長続きする二重手術です。

特に、脂肪やたるみが原因で目尻のラインが途切れやすい方でも、目尻の際までしっかり固定できるため、華やかな二重ラインが実現可能です。また、目頭からきれいにラインを作れるため、MIX型や平行型のデザインを希望される方にもおすすめです。

まぶたの状態を診察して通常の匠式では取れる可能性がある方や、美しいラインを作るために長い距離を留める必要があると判断した場合、こちらのメニューを提案させていただきます。

向いている方:MIX型や平行型二重を希望される方、まぶたに厚みやたるみがある方

自然癒着法ロングの縫い方

シークレット法

針をまぶたの表側に出さずに縫い、埋没点を裏留めする方法です。針穴が残らず、術後も腫れにくく、手術当日からメイク可能です。

匠式もダウンタイム中の腫れは目立ちにくいですが、腫れている期間、皮膚側の縫い目が気になる場合があります。シークレット法は皮膚側の縫い目がありませんので、周りに気づかれたくない方には、こちらのメニューをおすすめしています。

参考コラム:裏留め埋没法は危険なの?

向いている方:ご家族やご友人に二重手術を受けたと気づかれたくない方

二重埋没法のメリット・効果

術後の腫れが少ない

二重埋没法は切開を伴わないため、まぶたへの負担が少なく、術後の腫れが少ないのがメリットです。仕事や学校など日常生活へスムーズに復帰できるため、忙しい方にも最適です。

また、腫れが目立たないことで、施術を受けたことが周囲に気づかれにくく、自然な二重を早く手に入れられます。術後の見た目への不安が少なく、安心して施術を受けられる点は、二重埋没法の大きな魅力といえます。

短時間で施術可能

二重埋没法は、皮膚を大きく切開せずに糸でまぶたを固定するため、短時間で施術が完了します。一般的な施術時間は20分〜30分程度で、通院の必要がないため、多忙な方でも気軽に受けられる施術です。

当院では、熟練した医師により10分〜15分程度の短時間で施術可能です。短時間で手術を完了させることは、患者様の負担を軽減し、術後の腫れを抑える工夫の一つでもあります。

また、施術にかかる時間が短いため、周囲に知られずに二重手術を受けたい方にも適しています。スピーディーな施術でありながら、しっかりした仕上がりが得られるのが二重埋没法のメリットといえます。

比較的安価

二重埋没法は、他の美容手術と比べて費用が安価です。たとえば、二重切開法に比べると、多くのクリニックで手頃な価格で提供されています。

また、アイプチやアイテープを使用している場合、年間のコストが積み重なることが考えられますが、埋没法を受けることでその費用を大きく削減できます。こうしたコストパフォーマンスの良さから、初めて美容整形を受ける方にも挑戦しやすい施術といえるでしょう。

修正が容易

二重埋没法は、施術後も糸を取り除けば元に戻すことが可能なため、デザインの変更や二重ラインの再調整が容易です。たとえば、施術後に「もう少し二重の幅を広げたい」といった希望が出た場合や、何年か経って二重ラインが薄くなった場合でも、比較的簡単に対応できます。

一方、切開法の場合は元に戻すことは不可能であり、修正も埋没法のように簡単ではありません。時間も身体への負担もかかります。柔軟性が高く、将来的な変更にも対応しやすい点は、埋没法の大きなメリットといえます。

二重埋没法のリスク・副作用・ダウンタイム

二重が取れる可能性

まぶたが厚い方やたるみが強い方の場合、埋没法で作った二重ラインが取れやすい可能性があります。これは、まぶたに余分な脂肪や皮膚が多いと、糸で二重ラインを固定するのが難しくなるためです。

当院では、通常より長い距離を留めて二重ラインを作るメニューをご用意するほか、埋没法で作った二重が何度も取れてしまう方には、より持続性の高い二重切開法をおすすめしています。

参考コラム:二重埋没法手術は何回までできるの?

また、術直後にまぶたを強くこするなどの要因で糸がほどけてラインが消失したり、時間の経過とともに組織が徐々に切れて二重ラインが消失する可能性もあります。当院では、二重が取れにくいようさまざまな工夫を施した術式を採用しています。

感染

二重埋没法に限らず、どのような手術にも共通するリスクとして、術後ごく稀に感染が起こる可能性があります。人間の皮膚や粘膜を完全な無菌状態にすることは不可能であり、術後に傷から菌が侵入することもあるためです。

万が一、埋没糸に感染が起こると、埋没点が赤く腫れてニキビのような状態になることがあります。感染が疑われる場合には、速やかに手術を受けたクリニックにご相談ください。

当院では、手術器具や手術室の衛生管理を徹底し、感染のリスクを最小限に抑えています。また、感染が発生した場合には、適切な治療を行い、感染の治癒後に再手術を行います。

糸の露出

二重埋没法では適切に施術が行われていない場合、まぶたから糸の露出が見られる可能性があります。糸の露出はしこりや感染の原因となるため、抜糸が必要になる場合があります。また、結膜側から糸が露出するケースもあり、放置すると角膜を傷つける可能性があります。

万が一強い痛みや涙が止まらないなどの症状が見られた場合は、早急に手術を受けたクリニックで処置を受けてください。

糸のアレルギー

二重埋没法においてはごく稀に、糸が原因となって腫れやかゆみといったアレルギー症状が現れることがあります。このような場合は、アレルギーを引き起こしている糸を抜糸する必要がありますので、速やかにクリニックにご相談ください。

当院では、アレルギー反応を起こしにくい素材の埋没糸を使用することで、こうしたリスクを最小限に抑えています。

ダウンタイム

二重埋没法のダウンタイムには個人差があります。術直後からきれいな状態になるケースもあれば、腫れや内出血、むくみ、赤みが現れる場合もあります。これらの症状が出た場合、回復して二重が安定するまでに1か月〜2か月ほどかかることがあります。

ただし、強い腫れが1か月〜2か月続くわけではなく、二重ラインが設定した幅に落ち着くまでの目安です。術後1週間ほどで腫れが引き始め、1か月ほどでほとんど気にならなくなり、さらに1か月後には完成します。

ダウンタイム中は腫れによってシミュレーションで設定した二重幅よりも広く見えることがあります。また、左右差や食い込みといった症状が出る場合もありますが、これらはダウンタイムが終わると改善されることがほとんどです。

なお、皮膚に炎症が起きた状態で手術を受けると、内出血が起きやすいため、アイプチやアイテープは手術の1か月前から使用を中止することをおすすめします。

当院ではダウンタイムを最小限に抑えるため、すべてのメニューに腫れが出にくい線留めを採用し、出血コントロールと止血を徹底しています。

埋没法で使用する糸 アスフレックス

二重埋没法に使用する埋没糸について

当院では、国内初の新素材であるPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を使用した縫合糸「ASFLEX(アスフレックス)」の進化版である「ASFLEX⁺(アスフレックスプラス)」を採用しています。ASFLEXは高い強度と安定性を持ち、劣化しにくい特性があります。また、生体適合性も高いため、糸アレルギーを起こしにくいことも特徴です。

アスフレックス、ポリプロピレンの比較

一般的に使用されるポリプロピレンと比較すると、ASFLEXの張力残存率は非常に高く、長期間にわたり二重ラインを維持できます。たとえば、ポリプロピレンが3年半後に77%の張力を保持するのに対し、ASFLEXは93%、9年後では53%に対して92.5%を維持しています。

また、ウサギを用いた生体反応実験では、ポリプロピレンで高度な細胞浸潤が確認されたのに対し、ASFLEXはほとんど反応が見られず、組織への負担が最小限であることが確認されています。

術後の過ごし方のポイント

長期間冷やし続けないこと

二重の手術後に患部を冷やしすぎると、血流が悪化して腫れが引きにくくなる可能性があります。さらに、治癒が遅れるだけでなく、免疫力が低下して感染リスクが高まる恐れもあります。このため、当院では熱感や痛みがある場合を除き、患部を冷やすことを積極的には推奨していません。

どうしても冷やしたい場合は、術後2日〜3日の急性期に限定してください。それ以上冷やすと逆効果になりますのでご注意ください。また、冷やす際は保冷剤を用いて、10分冷やしたら1時間休むなど間欠的に冷やすと良いでしょう。

参考コラム:二重整形の術後は冷やした方が良いの?

消毒はしない

現代の医学では美容外科に限らず、手術後の消毒を行わないことが一般的です。消毒液には菌を殺す作用がありますが、同時に傷の治癒を助ける正常な細胞まで傷つけてしまう可能性があるためです。手術後に消毒を続けると傷の治りが遅れ、結果として傷跡が目立つ原因となり得ます。

人体には自然免疫が備わっており、体内に侵入した細菌を排除する力があります。また、二重埋没法の針穴は数日で塞がるため、それ以降は細菌は侵入しません。

同様に、自己判断で傷口に軟膏を塗ることも控えてください。感染や、糸の露出といったリスクを高める恐れがあります。

まぶたをこすらない

術後のまぶたはまだ傷が完全にふさがっていない状態です。患部を、こすったり、ぶつけたりしないように十分注意してください。また、傷がふさがるまではアイメイクを控えることをおすすめします。

長湯・サウナ・激しい運動・飲酒は控える

術後に血流が良くなると、腫れが強くなる場合があります。
長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒は一週間ほどは避けた方が無難です。部活に所属している学生の方は、手術翌日から軽い活動に参加することは可能ですが、腫れが強い場合は無理をせず休むようにしてください。

傷口に水がかからないようにする

二重埋没法の術後は、当日から入浴が可能です。ただし、手術後2日〜3日は傷口が完全にふさがっていないため、細菌感染のリスクを防ぐためにも注意が必要です。

特に浴槽の水には雑菌が多く含まれているため、湯船につかるときは浴槽の水が顔にかからないように注意してください。できればシャワーのみで済ませることをおすすめします。

当院の二重埋没法の流れ

STEP.1カウンセリング

まず、患者様の希望するデザインを詳しくお伺いし、まぶたの状態を診察します。診察結果に基づき、最適な施術プランをご提案いたします。また、消毒薬や麻酔薬、鎮痛剤などに対するアレルギーの有無も確認しますので、該当する症状があれば事前にお知らせください。 考えられるリスクやダウンタイムについても分かりやすくお伝えします。

STEP.2シミュレーション

シミュレーションを行い、仕上がりのイメージを患者様と共有します。
ご希望の幅、形に近づくかを患者様にご確認後、施術へと入ります。

STEP.3マーキング

二重手術はコンマ数ミリ単位の精度が仕上がりを左右する繊細な施術です。そのため、患者様が希望するデザインを忠実に再現するため、精密なマーキングを行います。

また、毛細血管を避けてマーキングすることで、内出血のリスクを最小限に抑えるよう配慮しています。

STEP.4麻酔

まぶたの表面と裏側の粘膜に麻酔を施します。極細の注射針を使用し、粘膜側には事前に点眼麻酔をするため、痛みはほとんどありません。さらに、麻酔の注入スピードを均一に、ゆっくり注入することで痛みを軽減しています。

加えて、針を浅く刺す、適切な麻酔量を注入するなどの工夫により、術後の腫れや内出血のリスクを最小限に抑えています。

STEP.5施術

術前のマーキングに忠実に糸を通します。糸の埋没が甘いとしこりや感染などのトラブルの原因となることがあるため、最後に結び目が露出しないようにしっかりと埋没させます。

当院の施術は短時間で効率よく行われるため、患者様への身体的な負担が少なく、術後の腫れを最小限に抑えることが可能です。手術後には、術後のケア方法や注意点について丁寧にご説明いたします。

STEP.6アフターケア

二重埋没法は術後の通院が不要ですが、ご不安な点やご質問がある場合は、いつでもお気軽にご連絡ください。また、ご希望に応じて来院いただき、アフターフォローを受けることも可能です。患者様の安心を第一に考えたサポート体制を整えています。

当院の二重埋没法の保証について

当院は全ての施術に永久保証が付帯されておりますが、患者様にご安心いただけるように、二重埋没法については別途以下のように保証規定を設けて保証が適用される場合を明確にしております。

⼆重埋没法の保証規定

  • 再⼿術を2回まで無料で⾏う
    ラインが取れた、ラインが薄い、⾃⼰都合でデザインを変えたいなど
    ※⾃⼰都合でデザインを変えたい場合に伴う抜⽷は別途定める料⾦が発⽣
  • 短期間で取れた場合、明らかな左右差がある場合は術後6か⽉以内の申告で無料修正(保証カウントなし)

症例

術前
術後1ヶ月
術前
術後1ヶ月
術前
術後1ヶ月
術前
術後2週間

匠式二重埋没法

糸で上まぶたを縫合して二重まぶたを作る施術です。

料金(税込)191,400円〜382,800円
施術のリスク腫れ、内出血、糸の露出、感染、角膜損傷、薬剤アレルギー、左右差、手術前の状態に戻る、希望の仕上がりと異なるなど

術前
術後1ヶ月

匠式二重埋没法

糸で上まぶたを縫合して二重まぶたを作る施術です。

料金(税込)191,400円〜382,800円
施術のリスク腫れ、内出血、糸の露出、感染、角膜損傷、薬剤アレルギー、左右差、手術前の状態に戻る、希望の仕上がりと異なるなど

目上切開法

目頭の皮膚を切開し、蒙古ひだを解除する施術です。

料金(税込)198,000円
施術のリスク腫れ、内出血、糸の露出、感染、傷が目立つ、薬剤アレルギー、左右差、手術前の状態に戻る、希望の仕上がりと異なるなど

術前
術後1ヶ月

匠式二重埋没法

糸で上まぶたを縫合して二重まぶたを作る施術です。

料金(税込)191,400円〜382,800円
施術のリスク腫れ、内出血、糸の露出、感染、角膜損傷、薬剤アレルギー、左右差、手術前の状態に戻る、希望の仕上がりと異なるなど

上まぶたの脂肪取り

上まぶたに小さな穴をあけ、余分な眼窩脂肪を除去します。

料金(税込)110,000円
施術のリスク腫れ、内出血、血種、感染、傷が目立つ、薬剤アレルギー、脂肪が取れないなど

二重埋没法に関するよくある質問

埋没法は術後に取れることはありますか?

まぶたの脂肪が多い方、たるみが強い方、幅広の二重デザインを希望される場合、目を頻繁に擦る癖がある場合など、埋没法で作った二重ラインが取れやすくなる場合があります。このようなケースでは、取れにくいよう工夫した術式を提案しますが、何度も取れてしまう場合には、より持続性の高い二重切開法をおすすめしています。

他院で行った二重埋没法の修正はできますか?

当院では、他院で施術を受けた方の二重埋没法の修正にも対応しております。修正を希望される場合、1か月〜2か月のダウンタイムが経過後にご相談ください。

他院で「糸が癒着して抜糸ができない」と言われましたが、抜糸してもらえますか?

埋没糸が人体と癒着して取れないということは基本的にありません。糸が見つからなかった場合に「癒着している」と説明されることがありますが、適切に探せば抜糸は可能です。抜糸を受けた際には、糸玉がついた抜糸後の糸を見せてもらいましょう。埋没点と糸玉の数が一致していない場合、糸が残っている可能性があり、トラブルの原因となることがあります。当院では、他院で抜糸できないと断られたケースにも対応しておりますので、ぜひご相談ください。

裏留めは抜糸が困難でトラブルが多いと聞きましたが、本当ですか?

正しい方法で行われた裏留め埋没法の抜糸は、通常の埋没法と比べて特別に難しいものではありません。組織損傷などのトラブルが発生するのは、裏留め埋没法に不慣れな医師が誤った方法で抜糸を試みた場合です。抜糸を希望される際は、裏留め埋没法の施術経験が豊富で、抜糸にも熟練した医師に依頼することをおすすめします。当院では裏留め埋没法に対応した抜糸も承っておりますので、安心してご相談ください。

二重埋没法後は少しでも早く腫れが引くように、冷やした方が良いでしょうか。

当院では、埋没法後に冷やすことを推奨はしておりません。冷やし続けることで血流が低下して、返って腫れが引きにくくなるなどのデメリットもあるためです。また、冷やしたとしても腫れが早く引くということも無いと思います。ただ、初期の腫れを抑制したり疼痛の緩和効果はあると考えられますので、冷やしたい場合は急性炎症のある時期である術後48~72時間に限定して冷やすと良いでしょう。冷やす場合は、ガーゼなどでくるんだ保冷剤を使用し、10分冷やしたら1時間休むなど、間欠的な冷却を推奨いたします。

二重埋没法は何回までできますか。

表留めであれば3回、裏留めであれば基本的に1回までとしているクリニックが多いようです。当院では、手術回数というよりまぶたに埋没されている糸の本数が重要と考えています。本数が増えると結び目の数が増えるので様々な弊害が起きるリスクが増すからです。経験上、片目つき5~6本が限度であり、それ以降は抜糸してから再手術することをお勧めしています。

二重の幅は何ミリで作るのが良いでしょうか。

SNS等で、「〇ミリ幅で作るのが良い」という情報も目にしますが、そのような情報に惑わされないように注意しましょう。ミリ数の定義、どうやって測るか、どこを測るかによって数値は変わってきます。また、患者様の希望のデザインや幅をドクターと打ち合わせた上で、シミュレーションで最終的に決めるのが良いのであって、ミリ数にこだわってしまうと理想とはかけ離れた二重になってしまいます。

二重整形で失敗するのが怖いです。失敗しないためにはどうしたらよいでしょうか。

二重整形の失敗とは、希望とは異なる二重が完成して元に戻したり修正したりするのが困難な状態のことです。失敗を回避する上で最も重要なことは、初めて受ける二重整形で安易に切開法を選択しないことです。埋没法であれば、抜糸してしまえば元に戻せますし、修正も容易なので理論的に失敗という状態が考えにくい術式です。一方、切開法は元に戻すことは不可能で修正も難しいです。切開法は埋没法で何度も戻ってしまった方や、まぶたが厚い、たるみがある方など、適応を見極めることが重要です。

二重埋没法の点留めと線留めの違いを教えてください。

点留めと線留めの定義は曖昧ですが、当院では次のように考えています。点留めは、まぶたを数ヶ所・断続的に縫合することで二重のラインを作る方法で、点と点を結んだラインが二重のラインとなります。線留めは、まぶたを連続的に一筆書きのように縫合して二重のラインを作る方法です。線留めの方が点留めと比較してデザイン性・持続性に優れており、糸トラブルのリスクが小さく、万一抜糸が必要なときでも抜糸が容易なので、当院では線留めのみを採用しております。

二重埋没法は何点留めが良いのでしょうか。

もし、点留めを受けるのであれば2点留めが基本となります。糸で囲う組織量が多いほど持続性が高いため、スペースの関係上、2点留めが最も糸で囲う組織量が多くなるためです(※1点留めだと二重をデザインできないため)。また、結び目の数が増えるほど、感染、糸の露出、糸ボコ、ラインのガタツキなどのリスクも増すため、3点以上埋没する医学的なメリットはないと考えます。なお、当院では点留めよりもデザイン性や持続性に優れた線留めのみを採用しております。

埋没法は取れやすいのが心配です。最初から切開法を受けた方が良いでしょうか。

切開法の方が埋没法より取れにくいのは事実だと思います。しかし、埋没法も技術の進歩で持続するようになってきているのも事実です。また、埋没法が取れやすいというのはデメリットでもありますが、抜糸して簡単に元の状態に戻せるというのは最大のメリットでもあります。初めて二重整形を受けるのであれば、むしろ切開法のデメリットを心配した方が良いです。切開法は持続力に優れる反面、手術前の状態に戻すことはできない不可逆的な手術です。初めて手術を受けて仕上がりが気に入らなかったしても、元に戻せないし、また修正も難しい手術なのです。従って、当院では初めて二重整形を受ける方に対しては原則的に埋没法をお勧めしております。何度も埋没法で取れている、まぶたがとても厚い、たるみがある、リスクを理解した上で切開法を強く希望しているなど、積極的な適応がある方に切開法をお勧めしています。