二重整形をご検討中の皆さん、どんな形の二重を作りたいか、イメージできていますか?
また、自分の希望の二重デザインの「型」の名前、わかりますか?
実はわかっているつもりでも、結構勘違いされている方も多く、カウンセリング時に「平行型二重にしたい」とのことで希望の二重のお写真を見せてもらうと、「平行型ではなく末広型だった」ということは良くあることです。
今回のコラムでは、一般的な二重の「型」の分類である末広型と平行型の違い、その中間であるMix型について解説していきます。
【二重】末広型/平行型/Mix型の違いを知っていますか?勘違いしがちな型の定義について
目次
末広型と平行型
・末広型二重と平行型二重の誤解
・末広型と平行型の定義
Mix型
・Mix型の定義とセミアウトライン
・インアウトライン
まとめ
末広型と平行型
末広型二重と平行型二重の誤解
さて、末広型ってどんなタイプの二重だと思いますか?
「目頭が狭くて、目尻側に行くにしたがって徐々に幅が広がっていくタイプ。その名の通り、末広がりに幅が広くなる二重ですよね?」
では、平行型はどんなタイプの二重だと思いますか?
「平行型は、目頭から目尻まで幅が一定。その名の通り、二重のラインとまつ毛のラインが平行になるタイプの二重ですよね?」
末広型と平行型の違いを聞くと、この様に答える方が多く、おそらくこのコラムを読んでいる方の中にもこの様に考えている方も多いのではないでしょうか?このような解釈は誤解であり、一般的な二重の分類方法ではありません。実は、平行型でも幅が末広がりになることはあるし、末広型でも幅が一定の場合もあるのです。

末広型と平行型の定義


末広型と平行型については、厳密な定義がありまして、二重のラインとまつ毛が生えているラインが目頭付近で完全に一緒になって見えるのが末広型です。
逆に、二重のラインとまつ毛が生えているラインが目頭付近で一緒にならず離れているのが平行型です。二重のラインが目頭付近で独立して存在しているか、くっついているかの違いだけなんです。
従って、全体的に幅が平行の下図の様なデザインでも目頭でラインがくっ付いていれば末広型に分類されます。

逆に、目頭から末広がりに幅が広くなるデザインだとしても、目頭で二重のラインがくっ付いていなければ、平行型に分類されます。

また、奥二重は二重のラインが無くて一見一重まぶたの様に見えることもありますが、よく見るとまつ毛の上にかぶさるように二重のラインがあったり、目尻の一部だけ二重のラインがあったりします。定義に従えば、これらの奥二重も末広型二重に分類されます。

以上が、末広型二重と平行型二重の違いの説明です。
Mix型
Mix型の定義とセミアウトライン
末広型と平行型の違いについて解説しましたが、「それならMix型(ミックス型)ってなんなの?」と思う方もいるでしょう。実は、Mix型という分類は元々なかったのですが、SNS全盛の現在、マーケティング上の差別化を図る目的で一部の美容外科医が勝手に名付けたものが広がった名称だと思ってください。

Mix型の代表例は、上図のような二重であり、二重のラインが目頭で極限にまで狭くなるけど、ギリギリくっ付かないデザインのことです。端的に表現すれば、目頭で狭くなる平行型二重です。そうです、Mix型は平行型の一種と言うか、平行型そのものなのです。また、平行型を韓国ではアウトライン(Out line)と呼ぶそうですが、このようなMix型二重をセミアウトライン(Semi-Out line)と呼んだりもします。
インアウトライン
ややこしいのは、セミアウトラインの目頭の隙間を無くして、完全にくっ付いたデザインもMix型と呼んでいる美容外科医もいます。定義的には完全な末広型ですが、蒙古ひだのかぶさりが無く目頭にラインが合流するので、ちょうど末広型(In line、インライン)と平行型(Out line、アウトライン)の中間ということで、インアウトライン(In-Out line)と呼ばれていたりもします。

※写真の症例は完全なインアウトラインではありませんが、近い症例です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回のコラムでは二重のデザイン、末広型、平行型、Mix型の違いの解説でした。二重整形を受ける際に自分の希望のデザインの型を担当ドクターに正確に伝えられないと、自分の希望ではない二重のラインになってしまうということも考えられます。
二重整形をご検討中であれば、事前の知識としてまず末広型、平行型、Mix型の違いを覚えましょう。その上で、自分の理想に近い二重の写真などをドクターに見せられるように、カンセリング時に持参すると良いでしょう。
コラム著者

大手美容外科TCB東京中央美容外科で約10年間勤務。仙台駅前院院長、新宿三丁目院(TCB本院)院長・東京都エリア総括院長を歴任。TCBでは技術指導医部門のトップ・二重整形教育最高責任者として、指導的な役割を務めていた。YouTubeなどで美容整形に関する情報発信に積極的で、その内容がテレビ、雑誌、ネットニュースサイトなどに多数取り上げられた。豊富な症例実績を背景に10年間で培った技術を適正価格で提供する手術専門クリニックを2025年、地元仙台に開業した。
症例数:二重手術1万件以上、クマ取り手術5000件以上、糸リフト・切開リフト5000件以上、下肢静脈瘤3000件以上
資格:外科専門医、脈管専門医
学会発表・論文:経結膜的埋没法重瞼術の抜糸法の要点と成績
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