今回のコラムでは、当院のアフターサービスの特徴である「全施術永久保証」について解説します。二重埋没法手術に「永久保証」が付帯しているクリニックは珍しくありませんが、「全施術永久保証」を謳っている美容クリニックは、このコラムを書いている2026年4月現在において当院のみです。
「全施術に永久保証を付けて大丈夫なの?」
「どんな場合に保証が適応になるの?」
この様な疑問を抱く方も多いことでしょう。以前のコラムで簡単に触れてはいるものの、今回はそのあたりも含めて詳しく解説していきます。
【全施術永久保証】について徹底解説!保証が利く場合・利かない場合をお話しします
目次
全施術永久保証の詳細
・全施術に永久保証を付けても大丈夫?
・保証の対象となるケースについて
・保証の対象外となるケースについて
注意点とリスク
・永久保証は永久に続く?
・保証が停止するケースについて
・最後に
全施術永久保証の詳細
全施術に永久保証を付けても大丈夫?
まず、「全施術に永久保証を付けて大丈夫なのか?」という点についてです。
結論から言うと特に問題ありません。というのも、この保証は「永久に状態がかわらない、持続すること」を保証しているわけでは無く、経過観察や医学的に必要な処置、妥当な修正手術を無償で行うというものであり、施術を担当した美容外科医として当然のことを「全施術永久保証」という形に言語化しただけだからです。

「なーんだ、そんなの当り前じゃん、どこでもやってるよ」って思っている方もいるのではないかと思いますが、これは全然当たり前のことではありません。「経過観察は3か月後しか行いません」とか、「左右差は保証の対象外です」なんてことはよくある業界であり、だから他院の患者様が当院に経過観察や修正手術に訪れることも少なくないのです。
外科医として当たり前のことを「永久保証」という制度としてちゃんと明文化し、患者様に安心を与えたい、それが私の願いなのです。
保証の対象となるケースについて
次に、どのようなケースで保証の対象になるのかをご説明します。これについては、施術を受ける前に患者様にお渡ししている「全施術永久保証とアフターサービスについて」という文書があるのですが、これに沿って解説します。
この文書の冒頭には「当院は全施術永久保証が付帯しており、医学的に必要な経過観察や追加の処置は無償で対応いたします。」とあります。これは、永久保証制度の定義です。「経過観察と追加処置を無料でやるので、なんかあってもちゃんと対応するから安心してね」という保証だとご理解下さい。
ただし、「無償の再⼿術や修正を無条件でお引き受けするものではなく、医学的な必要性や審美的な妥当性を勘案したうえで、医師が最終的に判断いたします。」とも書いてあります。つまり、「なんでもかんでも無条件で再手術したり修正したりするわけではありませんよ」ということです。判断の根拠は、「医学的な必要性」と「審美的な妥当性」です。前者は例えば感染してキズが開いた場合や、アレルギー反応が起きた場合の対応や処置などです。後者は二重整形をした後の明らかな左右差や、クマ取り手術をしたのにクマが残っている場合などが該当します。これらは、無償の処置、再手術・修正手術の対象になります。

保証の対象外となるケースについて
逆に保証が利かない場合というのもあまして、それも例として「ダウンタイムに伴う変化」や「効果が一時的なものでその効果が切れた場合」などが該当します。
例えば、「術後に腫れています」という場合、もちろんご心配であれば診察はさせていただきますが、基本的に腫れを引かせることは医学的にできないワケですから、「腫れが引くのを待ってください」という対応になります。また、「腫れていて二重幅が広いので直したい」という場合も、それはダウンタイムに伴う変化であり、腫れが引けば設定した幅に落ちつくので修正手術の対象外になるわけです。
また、「ボトックスやヒアルロン酸」など効果が一時的なものに対して、「効果が弱くなった」、「効果が無くなった」ことを理由にした無償の再施術は行っておりません。
繰り返しになりますが、当院の「永久保証」とは「効果の永続性」を保証しているわけでは無いからです。永久保証と言っても、保証の適応になる場合とならない場合があるということです。

注意点とリスク
永久保証は永久に続く?
さらに、以下の様に文書は続きます。
「保証およびアフターサービスについては、当院が存続する限り、期限なく何度でも対応いたします。施術後にご不安な点やご⼼配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。当院で⾏われた施術についての責任は当院が負うべきものと考えており、経過観察や説明、必要な処置、修正⼿術などについても、可能な限り誠⼼誠意対応いたします。」
とても良いことが書いてあり、これなら安心して施術が受けられると思える内容です。しかし、「仙台駅前美容外科」がもし閉院したら保証はどうなるのかと、ふと疑問に思いませんか?
もちろん、できるだけ長く当院は継続する予定ですし、将来的にドクターを増やしたり、事業を継承することも考えていますので、できるだけ長期間、保証を継続する努力はいたします。
ただ、文章には続きがありまして、
「ただし、これらの対応は、あくまでも当院の善意による無償のサービスであり、無条件かつ永続的に継続されることを保証するものではありません。当院は継続的に運営していく予定ではありますが、やむを得ない事情による担当医師の変更や、不測の事態による突然の閉院などの可能性はゼロではありません。その場合においても、返⾦や他院で発⽣した費⽤の補償等はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。」とあります。
当院の保証というのは、他のクリニックが通常やっていないようなことまでクリニック側の善意で自主的に行っている、あくまでも無償のサービスという位置付けです。クリニック側が勝手に無償で付けているサービスなので、「やむを得ない事情でそれが急に無くなるリスクもありますし、返金などもできませんよ」ということが書いてあるわけです。

保証が停止するケースについて
最後に、保証が停止する場合についてもご説明します。文書の最後は以下の文章で締められています。
「医療は医師と患者様との信頼関係のもとに成り⽴つものです。医師やスタッフに対する暴⾔、暴⼒、ハラスメント等の⾏為が確認された場合には、永久保証およびアフターサービスの対象外とさせていただきます。なお、当院と特定できる形で、事実と異なる内容の⼝コミをインターネット上に掲載する⾏為についても、信頼関係を著しく損なうものと判断される場合がありますので、ご注意ください。」
しつこいですが、「全施術永久保証」というのはあくまでもクリニック側の善意で無償で行っているサービスになります。これは、医師と患者様の信頼関係によって成立するものです。色々な患者様がいることが事実であり、私も人間です。どんな仕打ちを受けても救いの手を差し伸べ続けるわけではありませんし、スタッフやクリニックを守らなければならない立場にあります。社会通念上許されない行為や、コンプライアンス上問題のある行為が認められた患者様については、クリニック側の判断で保証を停止する場合があります。

もちろん、当院で行ったことについての責任は当院が継続的に負っていくというのは当たり前のことであり、クリニック側の恣意的な判断で保証を停止するわけでは無いのでどうぞご安心ください。
最後に
今回説明した「全施術永久保証とアフターサービスについて」という文書の全文を公開しますので参考にしてください。この文書は当院で施術を受ける全ての方に説明し、同意していただく内容です。当院の考え方に共感していただける患者様のご来院をお待ちしております。
【全施術永久保証とアフターサービスについて】
施術同意書にもあるように、当院は全施術永久保証が付帯しており、医学的に必要な経過観察や追加の処置は無償で対応いたします。ただし、無償の再手術や修正を無条件でお引き受けするものではなく、医学的な必要性や審美的な妥当性を勘案したうえで、医師が最終的に判断いたします。
例:ダウンタイムに伴う変化については、経過観察やご説明は行いますが、修正などの対象外となります。ダウンタイムが終了するまでお待ちください。
例:ボトックス注射など効果が一時的な施術については、効果が切れたことを理由とする再施術は有料となります。
保証およびアフターサービスについては、当院が存続する限り、期限なく何度でも対応いたします。施術後にご不安な点やご心配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。当院で行われた施術についての責任は当院が負うべきものと考えており、経過観察や説明、必要な処置、修正手術などについても、可能な限り誠心誠意対応いたします。
ただし、これらの対応は、あくまでも当院の善意による無償のサービスであり、無条件かつ永続的に継続されることを保証するものではありません。当院は継続的に運営していく予定ではありますが、やむを得ない事情による担当医師の変更や、不測の事態による突然の閉院などの可能性はゼロではありません。その場合においても、返金や他院で発生した費用の補償等はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
また、医療は医師と患者様との信頼関係のもとに成り立つものです。医師やスタッフに対する暴言、暴力、ハラスメント等の行為が確認された場合には、永久保証およびアフターサービスの対象外とさせていただきます。なお、当院と特定できる形で、事実と異なる内容の口コミをインターネット上に掲載する行為についても、信頼関係を著しく損なうものと判断される場合がありますので、ご注意ください。
コラム著者

大手美容外科TCB東京中央美容外科で約10年間勤務。仙台駅前院院長、新宿三丁目院(TCB本院)院長・東京都エリア総括院長を歴任。TCBでは技術指導医部門のトップ・二重整形教育最高責任者として、指導的な役割を務めていた。YouTubeなどで美容整形に関する情報発信に積極的で、その内容がテレビ、雑誌、ネットニュースサイトなどに多数取り上げられた。豊富な症例実績を背景に10年間で培った技術を適正価格で提供する手術専門クリニックを2025年、地元仙台に開業した。
症例数:二重手術1万件以上、クマ取り手術5000件以上、糸リフト・切開リフト5000件以上、下肢静脈瘤3000件以上
資格:外科専門医、脈管専門医
学会発表・論文:経結膜的埋没法重瞼術の抜糸法の要点と成績
詳しい経歴・プロフィールなどはドクター紹介をご覧ください。