額のヒアルロン酸注射とは
額のヒアルロン酸注射は、おでこの皮膚の下にヒアルロン酸製剤を注入し、横じわを目立たなくしたり、平坦な額に丸みを持たせたりする施術です。当院では同じお悩みに対して脂肪注入も提供しており、どちらが向いているかはボリュームの希望量や、変化を試したいタイミングによって異なります。
ヒアルロン酸注射のメリットは、注入した直後から変化を確認できる点です。脂肪注入は自身の脂肪を採取・精製して注入するため、生着するまで数ヶ月かかりますが、ヒアルロン酸ならその場で仕上がりを見ながら微調整できます。
額にヒアルロン酸注射がおすすめの方

すぐに効果を確認したい方
脂肪注入は仕上がりが安定するまで時間がかかる施術です。額に変化が欲しいけれど「思っていたのと違ったらどうしよう」という不安がある方には、その場で結果がわかるヒアルロン酸のほうが、心理的なハードルが低いはずです。
定期的な調整をしながら仕上がりを追い込みたい方
脂肪注入は一度の手術でまとまった変化を作る施術のため、少しずつ様子を見ながら理想に近づける、という進め方には向きません。ヒアルロン酸注射なら、数回に分けて量を調整しながら、自分にとってちょうどいい丸みを探っていけます。
ダウンタイムを最小限にしたい方
脂肪注入は脂肪の採取部位にも傷ができるため、額だけの施術より回復に時間がかかります。ヒアルロン酸注射は注射のみのため、翌日から普段通りメイクをして過ごせます。
額のヒアルロン酸注射が向いていない方
額に半永久的なボリュームを求める場合や、通院・再注入の手間を避けたい場合は、脂肪注入のほうが向いています。次のような方は、脂肪注入もあわせてご検討ください。
- 半永久的なボリュームを希望する方
- 定期的な通院や再注入の手間をかけたくない方
- まとまった量のボリュームを一度で作りたい方
額がしわ・たるみになる原因
額のしわは、額そのものに原因があるものばかりではありません。実は、額につながったまぶたが原因になっているケースがあります。まぶたが下がってくると、視界を確保しようと眉を持ち上げる癖がついてしまうからです。この動きの積み重ねが、額の横じわを作ります。「額だけ気をつけているのに、しわが減らない」という方は、まぶたの状態もあわせて確認してみてください。
額はもともと皮下脂肪が少なく、骨に近い部位です。加齢によって皮膚のハリを支えるヒアルロン酸や水分が減少すると、他の部位よりもしわが定着しやすくなります。
額のヒアルロン酸注射とボトックス注射の違い
額のしわ治療では、ヒアルロン酸注射とボトックス注射のどちらが向いているか迷われる患者様も多くいらっしゃいます。
ボトックス注射は、眉を動かす筋肉の働きを弱め、しわの発生自体を抑える施術です。動いたときにできる表情じわの予防に向いています。一方、ヒアルロン酸注射は、すでにできてしまったしわや凹みを内側から埋める施術です。じっとしていても残っている折りじわには、ヒアルロン酸のほうが直接的な効果を見込めます。
しわの深さやボリューム不足の両方が気になる場合は、両方を組み合わせることもご提案しております。
額のヒアルロン酸注射と脂肪注入の違い
施術方法
ヒアルロン酸注射は、額にヒアルロン酸製剤を注入する施術です。脂肪注入は、お腹や太ももなどから採取した自身の脂肪を精製し、額に注入する施術です。
持続性
ヒアルロン酸注射の効果は約18〜24ヶ月で薄れていきます。脂肪注入は、生着した脂肪が定着すれば、半永久的にボリュームが持続します。
仕上がりが安定するまでの期間
ヒアルロン酸注射は施術直後から仕上がりを確認できます。脂肪注入は、注入した脂肪の一部が吸収されるため、最終的な仕上がりが安定するまで2〜3か月ほどかかります。
費用
ヒアルロン酸注射は1cc単位で調整できるため、少量から始められます。脂肪注入は脂肪の採取・精製を含む施術のため、初期費用はヒアルロン酸より高くなる傾向があります。
当院の額のヒアルロン酸注射の特徴
まぶたとの関連まで診るカウンセリング
額のしわは、まぶたのたるみが引き金になっていることがあります。当院では額単体ではなく、まぶたの状態もあわせて確認したうえで、根本に近いご提案をいたします。
血管の走行を意識した安全な注入
額は血管の走行を意識しながら注入する必要がある部位です。当院の医師は解剖の知識をもとに、血管を避けながら注入を進めますので、この点は安心して施術をお任せいただけます。
脂肪注入への移行も見据えたご提案
「まずは試してみたいが、将来的にはしっかりしたボリュームがほしい」という方には、ヒアルロン酸で仕上がりイメージを確認したうえで、脂肪注入へ進む場合の流れもご説明しております。
麻酔について

痛みへの不安から、施術に踏み出せずにいる方は少なくありません。当院では、額のヒアルロン酸注射にも麻酔をご用意しております。
当院で行っている麻酔は3つで、ブロック麻酔、貼付剤による麻酔、笑気麻酔です。ブロック麻酔は、局所麻酔の注射を数ヶ所することで、額全体に麻酔を効かせられるので、注入量が多い場合にお勧めです。ペンレスなどの貼付麻酔は、ヒアルロン酸注入の前に一定時間注入部位に貼付することで、注射の痛みを緩和できます。笑気麻酔は、リラックスした状態で施術を受けることができます。ご希望の場合は、カウンセリング時にお申し付けください。
額のヒアルロン酸注射に必要な量の目安
額は顔の中でも面積が広い部位です。ごく少量だけを注入すると、周囲との差が目立ち、かえって凹凸のある印象になることがあります。しわの部分的な改善であれば少量でも変化を感じられますが、額全体に丸みを出したい場合は、ある程度まとまった量が必要です。
必要な量は、額の広さや骨格、もともとの凹み具合によって患者様ごとに異なります。カウンセリングで実際の状態を確認したうえで、無理のない範囲で仕上がりのイメージに合わせた量をご提案いたします。
額のヒアルロン酸注射の施術の流れ
STEP.1カウンセリング
額のどのお悩みを解消したいか、しわを目立たなくしたいのか丸みを出したいのかによって、注入するデザインが変わります。丁寧にヒアリングいたします。

STEP.2洗顔・メイク落とし
施術に進む前に、洗顔でお肌を整えていただきます。当日メイクをしたままご来院された場合は、院内のクレンジングをお使いください。

STEP.3麻酔(ご希望の方)
麻酔をご希望の場合は、このタイミングでペンレステープを貼る、またはブロック麻酔や笑気麻酔を行います。麻酔の種類によって、効果が出るまでの待ち時間が異なります。

STEP.4ヒアルロン酸注入
デザインに沿って、少量ずつ丁寧に注入していきます。左右差や凹凸が出ないよう、都度状態を確認しながら進めます。

STEP.5施術後
注入後、とくに痛みなどがなければそのままご帰宅いただけます。鏡で仕上がりをご確認いただき、額の丸みやしわの伸び方が思っていたイメージと違う場合は、その場で遠慮なくお伝えください。
額のヒアルロン酸注射のリスク・副作用・ダウンタイム
額は表情でよく動く部位のため、注入直後は軽い赤みが出ることがありますが、当日中に落ち着く方がほとんどです。まれに内出血が出ることもありますが、メイクでカバーできる範囲にとどまり、2週間ほどで自然に消えていきます。
一方で、まれに製剤が血管内に入り込んでしまうと、血流が滞り、皮膚の壊死や視力障害などの深刻な合併症につながるおそれがあります。額は血管の走行を意識しながら注入する必要がある部位のため、解剖学的な知識を持つ医師による施術が欠かせません。
| 項目 | 額のヒアルロン酸注射 |
|---|---|
| 腫れ | ほぼなし |
| 内出血 | 2〜3週間程度 |
| 入浴・シャワー | 当日から可(湯船の水がかからないようにする) |
| 洗顔 | 当日から可 |
| メイク | 翌日から可 |
| 運動・飲酒 | 当日から可(腫れが長引く可能性有) |
| 完成 | 1か月後 |
額のヒアルロン酸注射の料金
| 製剤 | 適応部位 | 料金(税込・1cc) |
|---|---|---|
| ジュビダームビスタ ボリューマXC | 額・こめかみ・頬・その他 | 76,780円(永久保証) |
| ハイラックス(溶解注射) | – | 55,000円(永久保証) |
よくある質問
- おでこがボコボコになりませんか
-
額は面積の広い部位のため、注入する量やバランスが偏ると凹凸が出やすいのは事実です。骨格や皮膚の厚みを確認したうえで、丁寧にデザインしながら注入を進めます。
- 麻酔は必ず受けなければいけませんか
-
いいえ、麻酔なしでも施術は可能です。注射による軽いチクッとした痛みはありますが、我慢できる程度とおっしゃる患者様がほとんどです。不安が強い場合のみ、麻酔をご検討ください。
- 脂肪注入とどちらがいいのか決められません
-
まずはヒアルロン酸で変化を試していただき、ご希望があれば脂肪注入をご検討いただくことも可能です。カウンセリングで一緒に整理いたします。
- 仕上がりが気に入らなかったら、溶かせますか
-
はい、対応可能です。当院のハイラックス注射(ヒアルロン酸溶解注射)を用いれば、注入したヒアルロン酸を分解できます。注入量が多い場合は、1回で溶けきらないこともあるため、その際は日を空けて複数回に分けて対応いたします。
- ボトックスとどちらがいいですか
-
動いたときにできる浅いしわの予防にはボトックス、すでに定着した深いしわにはヒアルロン酸が向いています。両方を組み合わせることも可能です。カウンセリングで一緒に整理いたします。

大手美容外科TCB東京中央美容外科で約10年間勤務。仙台駅前院院長、新宿三丁目院(TCB本院)院長・東京都エリア総括院長を歴任。TCBでは技術指導医部門のトップ・二重整形教育最高責任者として、指導的な役割を務めていた。YouTubeなどで美容整形に関する情報発信に積極的で、その内容がテレビ、雑誌、ネットニュースサイトなどに多数取り上げられた。豊富な症例実績を背景に10年間で培った技術を適正価格で提供する手術専門クリニックを2025年、地元仙台に開業した。
症例数:二重手術1万件以上、クマ取り手術5000件以上、糸リフト・切開リフト5000件以上、下肢静脈瘤3000件以上
資格:外科専門医、脈管専門医
学会発表・論文:経結膜的埋没法重瞼術の抜糸法の要点と成績
詳しい経歴・プロフィールなどはドクター紹介をご覧ください。