糸リフト抜糸とは
糸リフト抜糸は、糸のリフトアップ(スレッドリフト)で留置された糸を抜去する施術です。糸のリフトアップをされた患者様の中には、様々な事情で施術後に糸の除去を希望される方がいらっしゃいます。
一方で、糸の抜糸には糸の挿入とは比較にならないほどの手間と技術を要するため、糸の抜糸自体を行えるクリニックやドクターは限られており、抜糸を依頼してもなかなか引き受けてもらえないのが実情です。
▼ 料金(税込)
糸リフト抜糸 2本まで 110,000円
糸リフト抜糸 3本目以降1本につき55,000円
▼ 施術のリスク
腫れ、内出血、感染、糸が見つからない、術後疼痛、神経損傷、薬剤アレルギー、傷が目立つ、肥厚性瘢痕、創傷治癒遅延など
糸リフト抜糸はこんな方におすすめ
- 糸を入れたが抜去したくなった
- 違和感、痛みなどの症状があり抜去したい
- 糸の留置部位に凹みがあり直したい
- 糸が飛び出そう、感染したなどの合併症
糸リフト抜糸のメリット

糸を入れたことによる症状の改善
糸リフトのリスクとして、術後のツッパリ感などの違和感や、痛みなどがなかなか治らないということが挙げられます。これらの症状は術後多少あるのが一般的ですが、時間経過とともにほとんどの場合解消します。
しかしながら、稀にそれらの症状がなかなか治らないために、せっかく入れた糸を抜糸したいという要望があることも事実です。様子を見ることで症状が緩和していくことが多いのですが、患者様によって症状の感じ方はまちまちであり、早急に改善を希望される場合もあります。もし、糸を挿入したことで出現した症状であれば、糸を抜去することでそれらの症状は改善します。
ただ、施術したクリニックが糸リフトの抜糸を行っているかは別の問題であり、多くのクリニックでなかなか抜糸までは対応していないのが実情なのです。
当院では、糸リフトだけでは無く、糸リフトの抜糸の経験も豊富なドクターが在籍しており、他院で挿入した糸の抜糸にも対応しております。
凹みなどの改善
糸リフト後の経過でよくあることとして、糸を留置した箇所の凹みがあります。直後から凹んでいる場合、凹みをある程度解消してらから帰宅してもらうのですが、凹みを全く直さないで患者様を帰宅させるドクターが一定数いることも事実です。また、術直後は凹みが無くても、腫れが引くに従い凹みが明らかになる場合もあります。
多くの場合、糸リフト後に多少の凹みがあっても時間経過とともに無くなることがほとんどです。しかしながら、留置した層が浅く、糸のコグが強く真皮に引っかかってしまっていると、時間が経っても凹みが直らないでそのまま残ってしまうということも稀にあります。
このような場合、糸を抜去することで凹みの改善が期待できますし、癒着が起きてしまっている場合は癒着を剥離することで凹みを直すことが可能です。
合併症の解消
糸リフトの稀な合併症として、糸の先端が皮膚や粘膜から飛び出しそうになる、あるいは実際に飛び出るということがあります。そのような場合、糸の先端を除去することで直すことが可能です。
また、糸に感染が起きた場合は、留置部位に沿って赤みや腫れ、膿がたまるなどの症状が出ます。その場合は速やかに抜糸が必要であり、抜糸によりそれらの症状は劇的に改善します。
糸リフト抜糸の方法
糸の留置部位がわかる場合

術後早期の場合
例えば術後1週間以内など、手術から間もない場合は挿入部位や刺出部位の赤みやカサブタなどを手掛かりに、糸の留置部位を推定することが可能です。このような場合、挿入部位や刺出部位などを小切開し、糸を同定して抜糸します。
糸の突出、感染など
糸の先端が皮膚や粘膜を突き破って出てきそうな場合、その部位が盛り上がった状態になるので糸がどこにあるか容易にわかります。その場合は数ミリの穴を開けて糸の先端だけ切断します。
また、糸に細菌が付着して感染が起きた場合は、糸の留置部位に一致して赤みや腫れが出ますし、ニキビの様なものができて排膿していることもあります。その場合は、やはり小切開して糸を完全に除去したのち、洗浄を行います。
糸の留置部位が不明な場合
手術からある程度期間が経ってしまい、かつ感染などの合併症が起きているわけでは無い場合、糸がそもそもどこに留置されているのか判断できないことがあります。
その様な場合は、超音波検査で人工物である糸の位置を特定することで抜糸が可能な場合もあります。糸の位置が特定できれば、やはり小切開して糸を抜糸します。

糸リフト抜糸のリスクとダウンタイム

糸リフト抜糸後には、以下のようなリスクやダウンタイム中の症状があります。
痛み
糸リフトの抜糸に伴い、痛みが生じる場合があります。軽度の痛みであることがほとんどで、自然に軽快します。施術後は痛み止めを処方しますので適宜ご利用ください。
腫れ・むくみ
糸の抜糸をするために麻酔の注射、糸周辺の剥離を行いますので軽度の腫れがでますが、数日で落ちつきます。
内出血
糸を抜糸するためには多少なりとも切開が必要となります。抜糸に伴う手術操作で出血が起きると、内出血として皮膚の表面が赤紫色になる場合があります。内出血が消失するまで数週間を要する場合もありますが、自然に消失します。
糸が見つからないリスク
特に、糸がどこに留置されているか不明の場合に起きやすいですが、糸がありそうな部位を切開して探しても、糸が見つからないこともあります。キズを大きく広げたり、剥離範囲を広げれば見つかる可能性は高くなりますが、その分キズが目立ってしまいますし、神経損傷などのリスクも上がってしまいます。
その様な場合、糸を抜糸すること自体のリスクが、抜糸しないことのリスクを上回る可能性があり、抜糸を諦めるということも現実的な選択となります。
また、抜糸困難例については、切開リフトをしながら十分に視野を確保した上で抜糸するということも技術的には可能です。
糸が切れて残存してしまうリスク
糸が見つかったとしても、全長にわたって抜糸することが困難な場合があります。ある程度時間が経過してから抜糸する場合、糸が体内の組織と強固に癒着している場合があります。もちろん、糸に沿ってある程度は剥離しますが、限られた視野で安全に剥離すのは限界があり、糸を引っ張る過程で切れてしまうリスクがあります。
あるいは、溶ける糸の場合に体内に留置されている期間が長ければ、糸の溶解が進んで脆くなっているので、そもそも糸がポロポロ崩れてしまい引っ張れないという場合もあります。
切れてしまった糸を回収することはほぼ不可能であり、糸が溶けて無くなるのを待つしかないという場合も残念ながらあります。
神経・血管損傷のリスク
糸が神経や血管付近に留置されていた場合、剥離や抜去の操作でそれらを損傷する可能性があります。もちろん、細心の注意を払いながら処置は行いますが、神経を損傷した場合には感覚障害や運動障害を起こす可能性があります。その場合、一定期間しびれなどの症状が出ますが、軽度の神経障害であれば時間経過とともに改善します。
また、血管を損傷した場合は止血を行いますが、内出血や腫れが強くなる可能性があります。
キズが目立つリスク
糸を抜去するためには、多かれ少なかれ皮膚を切開する必要があります。比較的目立たない箇所、かつ必要最小限の切開に留めますが、経過次第ではキズが目立ってしまったり、肥厚性瘢痕を生じる可能性があります。
ダウンタイム
| 腫れ | ピークは2~3日 1~2週間程度で徐々に落ち着く |
|---|---|
| 内出血 | 2~3週間程度 |
| 固定 | – |
| 入浴・シャワー | 当日から可 ※湯船の水がかからないようにする |
| 洗顔 | 当日は患部をさければ可 患部は翌日から可 |
| メイク | 翌日から可 |
| 運動・飲酒 | 当日から可 ※腫れが長引く可能性有 |
| 抜糸 | 術後1週間前後 |
| 完成 | – |
| 備考 | – |
よくある質問

- 他院で施術した糸リフトの抜糸も可能ですか?
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もちろん可能です。どこから、何本の糸が入っているか、糸の種類についてご確認の上、ご来院ください。
- 溶けない糸リフトも抜糸可能ですか?
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もちろん可能です。
- 抜糸ができなかった場合、返金されますか?
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抜糸ができない可能性についてご了承の上で処置いたしますので、仮に抜糸ができなかった場合でも返金はできかねます。
- 溶ける糸、溶けない糸、どちらが抜糸しやすいですか?
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時間が経ってしまった場合、どちらの糸も抜糸が難しいです。特に、溶ける糸の場合、時間が経ってしまうと糸が脆くなって抜糸はほぼ不可能です。
感染が起きている場合は糸の周囲に膿が溜まっており、溶けない糸、溶ける糸ともに容易に抜糸が可能です。
- 施術時間はどれくらいですか?
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抜糸の難易度や本数、アプローチ法によりますが、おおむね30分~1時間程度です。
- 術後の痛みはどのくらいですか?
-
術後の痛みはあまりないです。痛み止めでコントロール可能です。
- 糸を抜糸したら、必ず症状は良くなりますか?
抜糸する理由として、痛み、違和感、凹み、感染、糸が飛び出しそう、などがあります。基本的に糸が原因であれば抜糸により症状は改善します。凹みについては時間が経ってしまうと改善しにくい場合があります。その場合、癒着の剥離が必要です。
- 抜糸後に再度糸を入れることはできますか?
-
抜糸後、1ヶ月くらい期間を開ければ可能です。
- 抜糸した糸を見せてもらうことはできますか?
-
抜糸した糸は必ずお見せいたします。