立ち耳修正・立ち耳形成とは

立ち耳とは、耳が頭部から通常よりも突出し、正面から見た際に耳が目立つ状態を指します。医学的には、耳介と側頭部の角度が40度以上の場合を立ち耳と定義されています。
立ち耳修正は、立ち耳を改善するための施術です。
耳の突出が緩和されることで。眼鏡やヘッドホンなども装着しやすくなり、耳への痛みや不快感を軽減することができます。
一方、立ち耳形成は耳を自然な角度に立たせて、立ち耳を作る施術です。立ち耳にすることで顔の縦のラインが引き締まり、面長顔が改善されるというメリットがあります。これまで立ち耳は修正するケースがほとんどでしたが、SNSなどで立ち耳が注目されており、若者を中心に立ち耳形成が話題を呼んでいます。
当院ではカウンセリングを通じて、患者様一人ひとりの状態やご希望をしっかりと把握し、理想とする耳の状態や角度を実現いたします。立ち耳の修正・形成を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
立ち耳修正・立ち耳形成の施術方法

立ち耳修正では、主に耳が頭部から突出して見える原因となる「対耳輪」と呼ばれる軟骨部分の形状を整えます。対耳輪の折れ曲がりが弱い場合、耳が外側に張り出して見えるため、耳の裏側を切開して軟骨を適切な位置に調整し、糸で固定することで耳を自然な位置に引き寄せます。
一方、立ち耳形成の場合も同様に耳の裏側を切開し、軟骨を立たせるように形を整え、糸で固定することで理想的な耳の形状を作ります
どちらの手術も、患者様の耳の状態やご希望に応じて適切な方法を選択し、自然で美しい仕上がりを目指します。
当院の立ち耳修正・立ち耳形成における特徴

経験豊富な医師による高度で繊細な施術
立ち耳修正や形成は、耳の解剖学的な理解と繊細な技術を要する外科的手術です。当院の医師は、立ち耳関連の施術を数多く経験しており、その専門性を活かして患者様に最適な治療プランを提案いたします。手術前には耳の構造や患者様のご希望を詳しくヒアリングし、角度を細かく調整することで、自然な仕上がりを追求します。特に、顔全体との調和を考慮した施術を行うことで、耳だけでなく全体的な美しさを引き出すことを重視しています。
傷跡が目立たない美しい仕上がりを実現
耳の裏側から切開することで、術後の傷跡が目立ちにくいデザインで施術を行います。
術後の見た目がより自然で美しい状態になるようサポートしています。
手術時間が短時間
立ち耳修正・形成手術は、片耳で約30分、両耳でも約1時間程度で施術が完了します。
短時間での施術が可能である理由は、医師の豊富な経験と技術力によるものです。
術後はガーゼで患部を保護し、腫れや内出血を最小限に抑えます。
立ち耳修正・立ち耳形成のメリット

効果が半永久的に続く
立ち耳修正・形成手術の最大のメリットは、その効果が半永久的に続く点です。一度施術を行えば、再手術の必要がほとんどありません。また、メンテナンスも不要であるため、患者様にとって経済的で時間的な負担もかかりません。
外見の改善によりポジティブになれる
立ち耳修正・形成によって耳の形状が整うことで、顔全体のバランスが良くなります。外見の改善は心理的な自信の向上にもつながり、社交的な場面での心理的な負担が軽減されます。また、対人関係や仕事の場面でより積極的な姿勢を取れるようになり、生活全般でポジティブに過ごせるようになるでしょう。
ヘアスタイルの自由度が向上する
耳の形状が整うことで、アップスタイルや耳を露出するヘアスタイルに自信を持てるようになります。これまで耳を隠すことを意識していた方でも、耳を見せるスタイルに挑戦できるため、ヘアスタイルの選択肢が広がります。また、アクセサリーやファッションの幅も広がるため、日常生活をより楽しく過ごせるようになるでしょう。
立ち耳修正・立ち耳形成の
リスク・副作用・ダウンタイム

術後の腫れ・内出血と感染症のリスク
術後には、耳周辺に腫れや内出血が生じることがあります。これらの症状は通常、数日から1週間程度で自然に改善しますが、腫れが完全に引くまでには個人差があります。
また、手術部位の感染のリスクもゼロではありません。当院では、手術前後の徹底した消毒と衛生管理を行い、感染の可能性を最小限に抑えるよう努めています。万が一感染が起こった場合には、抗生物質の投与や必要な治療を迅速に行い、症状をしっかりと管理します。
左右差の可能性
耳の形状や位置に左右差が生じる可能性があります。これは、耳の解剖学的な特性や術後の組織の癒着状態によるものです。当院では、術前に精密な計画を立て、患者様の耳の状態や顔全体のバランスを十分に考慮した上で施術を行います。また、術中も細心の注意を払うことで、左右差を最小限に抑えます。
傷跡やケロイドのリスク
手術の切開部位は耳の裏側に位置するため、目立ちにくい仕上がりが期待できます。しかしながら、一部の患者様では傷跡が肥厚したり、ケロイド化する可能性があります。特に、ケロイド体質の方はこのリスクが高いため、事前のカウンセリングでしっかりとリスクをご説明いたします。
当院の立ち耳修正・立ち耳形成の流れ

STEP.1カウンセリングと診察
患者様のお悩みや理想の仕上がりについて詳しくお伺いし、耳の形状や顔全体とのバランスを診察します。その後、手術の流れや期待できる効果、リスクについても分かりやすくご説明します。

STEP.2手術前の準備
手術当日は局所麻酔を施し、手術中の痛みを抑えます。必要に応じて、リラックスして手術を受けていただけるよう、笑気麻酔や静脈麻酔を使用することも可能です。医師とスタッフが施術中の快適さを最優先に考え、患者様をサポートいたします。

STEP.3切開と軟骨の形成
耳の裏側に小さく切開を行い、耳介軟骨を調整します。軟骨を慎重に操作し、耳を自然な形状に整えながら適切な角度に配置します。切開は耳の後ろ側で行うため、術後の傷跡は目立つことはありません。

STEP.4縫合と仕上げ
軟骨の形状と位置が整ったら、切開部分を丁寧に縫合します。
仕上げの段階では、全体のバランスや仕上がりを最終確認し、自然な美しさを実現します。

STEP.5術後ケアとアフターフォロー
手術後は、耳をガーゼで保護します。施術から7日後に抜糸を行います。
術後の生活については、日常生活に戻る際の注意点やケア方法を詳細にご説明します。また、術後の経過観察や定期診察を行い、患者様の状態を確認しながら適切なアフターフォローを提供します。